2010/5/23

久々にめちゃめちゃ面白いゾンビ映画に出会えました。
ホラー映画ファンは必見です!!

ゾンビランド  監督:ルーベン・フライシャー  出演:ウディ・ハレルソン、アビゲイル・ブレスリン
Zombieland  2009年 アメリカ映画
今週のイチ押し:謎の新型ウィルスに感染した人間はゾンビ化し人肉を喰らい始めた。そのウィルスはパンデミックを起こし全世界を襲い、数ヵ月後には地球はゾンビで覆い尽くされた。大学生だったコロンバスは数少ない生存者のひとり。臆病者でネットゲームおたくの彼が生き残れたのには理由があった。彼は「ゾンビ世界で生き残るための32のルール」を自ら作り実践していたのだ。彼は両親が住むコロラドに向かっていたが、その途中でワイルドな男・タラハシーと出会う。彼は過去の辛い思い出からゾンビに対して異常な憎悪を抱いていた。また、その一方で彼はスポンジ菓子の「トゥインキー」を見つけることに必死になっていた。人気のない大型スーパーで「トゥインキー」を探していたふたりは、ウィチタとリトルロックという姉妹と出会う。ふたりは詐欺師で、まんまとコロラドとタラハシーから銃と車を奪うが、やがて4人は行動を共にすることに。そして4人はゾンビがいないという噂の遊園地“パシフィックランド”を目指すが・・
私評:ルール17 ヒーローにはなるな・・・・すげえ。めっちゃ面白かった。ゾンビのコメディと言えば「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ゾンビーノ」など色々ありましたが、この映画はまさに決定版です。映画の開始早々のゾンビに追われるシーンのスローモーションは、なんだかとても怖いのですが小笑い。そして私的にいちばんツボだったのが、ビル・マーレイの登場シーン。しかも、本人役で登場し悪ノリしまくり。やばいです。そして彼が超有名人だと言う事を知らないリトルロックのために、あの有名な映画まで登場させて・・。ああ、言いたいけど言えない。まあ、ゾンビ映画ならではのグロテスクなシーンや残酷シーンも満載なのですが、それがないとゾンビ映画とは言えませんからね。私は大満足の映画でした。あと、登場人物の名前は実名ではなく出身地で呼び合ってまいます。主演は「2012」「ノーカントリー」のウディ・ハレルソン。曲者役者の彼の本領発揮です。コロラド役は「イカとクジラ」「ハンティング・パーティ」のジェシー・アイゼンバーグ。そしてリトルロック役はなんと「リトル・ミス・サンシャイン」「私の中のあなた」の名子役アビゲイル・ブレスリンちゃん。この子が銃をぶっ放してゾンビと戦うんですよ。監督はこれがデビューとなるルーベン・フライシャー。7月公開です!
パリより愛をこめて  監督:ピエール・モレル  出演:ジョン・トラボルタ、ジョナサン・リース・マイヤーズ
From Paris With Love  2010年 フランス映画
パリのアメリカ大使館に勤めるジェームズ・リース。しかし、彼には裏の顔があった。ずっと憧れていたCIAの捜査官の見習いとして、車のナンバープレートを差し替えたり、盗聴器を取り付けたりと、安全な仕事をこなしていた。しかし、そんな彼の前にとんでもない男が現れる。CIAの上層部も一目置く、彼の名はチャーリー・ワックス。空港で大暴れしているワックスを引き取ったリースは、その直後に中国料理店へと向かった。しかし、そこはドラッグの密売組織のアジト。壮絶な銃撃戦が開始される。そしてワックスはさらなる巨大組織を洗い出そうとしていた。ドラッグで儲けた金を使って爆弾を手に入れ、テロ組織を追っているのだ。一晩中、ワックスに引き回され疲労困憊のリース。しかし、ようやく突き止めたテロ組織の隠れ家には、なんとリースの写真が何枚も貼られていた。しかし、誰が一体何のために??テロ組織の最終的なターゲットはパリで開かれる国際サミットだった。各国の要人が次々と到着するが・・・・
私評:こいつで俺は命を縮めている・・・問答無用のアクション映画です。この作品の監督の前作「96時間」はかなりお気に入りの映画です。しかし、実際にこの映画はツッコミどころ満載の作品。陰の犯人なんて、最初から分かっちゃいます。でも、そんなの全然気にしません。アクションシーンのつるべ打ちで最後まで一気に畳みこみます。その潔さが良いですね〜。まあ、リュック・ベッソンの映画なので、お気軽に見てください。ただ、私的には「96時間」と比べるとちょっと物足りなさがありました。それとこの映画のもう一つの見所は色々な映画のへのオマージュシーン。いくつ見つけられますか??主演は「ヘアスプレー」「サブウェイ123 激突」のジョン・トラボルタ。しかし、彼は毎回毎回ぶっ飛んだキャラを演じますよね〜。今回はアクションシーンも自ら演じたという気合の入りようです。リース役は「M:I:3」「マッチポイント」のジョナサン・リース・マイヤーズ。トラボルタと対照的な理性的な男を見事に演じています。リースのフィアンセ役はモデル出身のカシア・スムトゥニアク。監督はピエール・モレル。
矢島美容室 THE MOVIE 夢をつかまネバダ  監督 : 中島信也  出演:ストロベリー、マーガレット、ナオミ・カメリア・ヤジマ
 2010年 日本映画 
ネバダ州で父の徳次郎が営む美容室で幸せに暮らしていた母のマーガレット、長女のナオミ、そして次女のストロベリー。しかし、ある日の朝、父は置手紙を残して家を出て行ってしまう。ショックを受けたストロベリーが学校へ行くと、彼女が所属するソフトボールチーム「ピンクボンバーズ」の元チームメイトにして、最強のライバルであるラズベリーが新チーム「ブラックボンバーズ」を率いてやってくる。そしてラズベリーはチームの存亡をかけた試合を申し込む・・。一方のナオミは芸能界デビューを夢見ていた。そんな彼女が「ミス・ネバダ・コンテスト」で決勝に進出!しかし、その裏には彼女のボーイフレンドのマイケルが絡んでいた・・?ナオミとストロベリーのふたりが家に戻ると、マーガレットが首を吊ろうとしている現場に遭遇。なんと徳次郎は家の有り金を全部持って行ってしまったのだ・・・・
私評:続編では負けないわいよ・・・・フジテレビの人気番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」でブレイクした人気ユニット「矢島美容室」。しかし、そんなキャラがなんと映画になってしまいました。私はこんなふざけた映画を見に行く気は全くなかったのですが、甥っ子がどうしても見たいというので、渋々映画館に足を運びました。まあ、とんねるずは私と同級生という事もあり、けっこう好きな芸人だし、しかも、高校生の時からずっと見ているので、あのぶっ飛びキャラも笑って許せました・・。彼らじゃなかったら怒ってますね。(笑)とんねるずファン以外の方にはお勧めしません。しかし、ナオミ役のDJオズマ or 氣志團・早乙女光はけっこうキレイなんですよね〜。こんなふざけた映画ですが、脇役は素晴らしいです。ラズベリー役は「眼力女」黒木メイサ。マイケルには「ROOKIES―卒業―」の山本祐典、ストロベリーの親友メアリーには「パコと魔法の絵本」のアヤカ・ウィルソン。そして豪華な(?)ゲストは「相棒」の水谷豊、日本が誇る名脇役の大杉漣、「オリヲン座からの招待状」の宮沢えり、「おくりびと」の本木雅弘、そして松田聖子!!監督は「伊右衛門」など、数々のCMを手掛けた中島信也。エンドクレジットの後にも、おバカな映像があります。お時間のある方はどうぞ・・


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