正直、全部イチ押しですよ
敢えてふたつを選びました。あの大人気シリーズの完結編と
大爆笑の第2弾!
ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 2 | 監督:デイヴィッド・イェーツ | 出演:ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン | |||
Harry Potter and the Deathly Hallows Part 2 | 2011年 イギリス・アメリカ映画 | ||||
今週のイチ押し:ダンブルドアの棺からニワトコの杖を手に入れたヴォルデモートは天に向かい杖を振った。一方のハリー・ポッター一行はヴォルデモートの分身である分霊箱を必死に探していた。ヴォルデモートの心にLINKしたハリーはそのひとつがベラトリクスの隠し金庫にある事を突き止める。そこでハリーが見つけたのは金色の小さな壺。彼らはなんとかそれを持ち出すことに成功した。次にハリーたちが向かったのは、スネイプが校長になったホグワーツ魔法学校。ダンブルドアが校長だった頃とはすっかり変わってしまったが、ハリーは久々に多くの友人たちと再会した。ハリーは分霊箱のひとつが校内にある事を感じ捜索を始める。しかし、ヴォルテモート率いる軍団もホグワーツに迫っていた。ついに、善と悪の史上最大の魔法バトルが始まった・・ | |||||
私評:ロン!冴えてるわね!!・・・私は初めてハリー・ポッターに触れたのは1999年。このホームページでも原作を紹介している。 第1作目の「ハリー・ポッターと賢者の石」の映画が公開されたのが2001年。そして今回、その最後を締めくくる「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2」を観ました。長年にわたってこのシリーズを追ってきた私には一抹の寂しさもありますが、最後の作品はシリーズを締めくくるには最高の出来栄えとなっていました。なんだか、感動で胸が張り裂けそうでした。今回はハリーとヴォルデモートの因縁の対決に終止符を打つだけではなく、今までの作品では語られなかったとんでもない過去が暴露されます。私は原作を読んでいたので知っていたのですが、そのシーンには思わず涙・・・。そして「不死鳥の騎士団」のメンバーを始めとする何名かが命を落とします・・・。しかし、ついに”あのふたり”も結ばれるのです!!その他にも見所がいっぱいです。テンションが上がり過ぎて余計な事まで書いてしまいそうなので、この辺で止めておきます。主演はダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソ、ルパート・グリントのトリオ。そして”ハリー・ポッター”の母国イギリスの名優が続々と登場します!!監督は「不死鳥の騎士団」「謎のプリンス」そして今回の「死の秘宝」を手掛けたデイビッド・イェーツ。あああ、でも、本当にこれで終わりなんですね・・ | |||||
ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い国境を超える | 監督:トッド・ウィリアムズ | 出演:ブラッドリー・クーパー、ザック・ガリフィアナスキ | |||
SKYLINE | 2011年 アメリカ映画 | ||||
今週のイチ押し:ラスベガスで忘れられない一夜過ごしたフィル、ダグ、ステュ、そしてアラン。今回はめでたく歯科医のステュが結婚する事に。結婚式場は彼女の母国タイ。しかし、ステュはラスベガスの事件の反省として、恒例のバッチェラーパーティーはしないと宣言していた。一方、今回の結婚式にお呼びが掛からないアランはすっかり意気消沈。アランの姉で、ダグの妻でもある○○の希望で、なんとか式には出席する事になった。式の前日、一行は現地の海辺で、ビールで前祝いをしていた…朦朧とした意識でフィルが目を覚ますと、そこは見ず知らずの場所。もしかして??嫌な予感が頭をよぎる。アランは何故か坊主頭になっているし新郎のステュの顔にはなんとタトゥーが!!そして一緒にいたはずの新婦の未成年の弟テディの姿が見当たらない!果たして、ステュは無事に結婚式を迎えられるのか??・・・ | |||||
私評:これはシイタケか??…やばい。だけど、面白い!前作に負けないくらいおバカでお下劣で・・・今回は異国の地タイが舞台なのですが、次から次へと前作のキャラクターが登場。特にミスター・チャウが登場した時は嬉しかった!!このキャラクター大好きです!めっちゃ笑えるんですよ。それにしても「シイタケ」のシーンやゲイの登場シーンであれが見えちゃってるけど良いんですかね??そしてサルが悲惨な目にあうシーンでも、映倫の基準はわからない!まあ、それは置いといて・・、あと、この映画って、酔って記憶を失くした事がある人のみが知る“恐怖”が見事に描かれていますよね。私も記憶を失くした事が何度もありますが、今まで無事に生きてこれたのは、もしかして奇跡かも!?出演は前作に引き続き、フィル役は「特攻野郎Aチーム」のブラッドリー・クーパー、ステュ役はエド・ヘルムズ、アラン役は「デュー・デート~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断」のザック・ガリフィアナスキ、そして「ナショナル・トレジャー」のジャスティン・バーサ。そしてミスター・チャウ役はケン・チョン。監督も前作に引き続き、トッド・フィリップス。この映画にパート3はあるのでしょうか? | |||||
マイティ・ソー | 監督:ケネス・ブラナー | 出演:クリス・ヘムズワーズ、ナタリー・ポートマン | |||
THOR | 2011年 アメリカ映画 | ||||
遥か昔、神々の国を治める偉大なる王オーディンは、地球を襲った氷の巨人たちを退け人類を守った。そして現在、年齢を重ねたオーディンは王の座をふたりの息子のどちらかに譲ろうとしていた。ひとりは強烈なハンマー、ムジョルニアで無敵を誇る暴れん坊のソー、そしてもうひとりは魔法と人々を納得させる話術を兼ねそろえたロキ。オーディンが選んだのはソーだった。王位継承のその直前、氷の巨人アスカルドが城内に攻め込んできたのだ。怒り狂ったソーはオーディンの反対を押し切り、氷の惑星ヨトゥンヘイに攻め入った。そしてこれが原因となり、ふたたび戦火を呼びおこす結果となってしまう。オーディンはソーからパワーを取り上げ、しかも、地球へと追放してしまう。地上に辿り着いたソーは天文物理学者のジェーンの運転する車と激突した。彼女はニューメキシコ上空で起こる不思議な天文現象を研究していたのだ。しかも、今回の現象とソーが関わっていることを知った彼女は、ソーに近づくが・・・・ | |||||
私評:「彼女が見えるか?」「ああ。君を探しているよ」…またしても、アメリカのコミックからヒーローが登場。オリジナルのタイトルは「THOR」なので、邦題も「ソー」にしよとしたけどホラー映画の「SAW」と同じ読みになるから「マイティ・ソー」にしたという噂が・・。本当かどうかは知りません。配給会社のパラマウントは「スーパー8」にばかり注力したせいか、この映画の宣伝が行き届かず、興行も苦戦しているようですが私はめちゃめちゃ面白かったです。アメコミのヒーローって一筋縄ではいかない偏屈な男が多いのですが、この映画のソーは我がままで強引ないわゆる「俺様!」キャラ。だけど、育ちのせいで悪気がないところが良いんですよ・・。そんな男が地球の女に心を寄せて・・みたいな展開も良いです。この演出もうまい!それもそのはず、監督はシェイクスピア大好きのケネス・ブラナー。納得!しかし、やっぱり一番の見所はアクションです。3Dもしっかり作ってあります。主演は初の大役に挑むオーストラリアのクリス・ヘムズワーク。彼の肉体が凄すぎ!ジェーン役は「ブラック・スワン」とは対照的な役でまた、新たな一面を見せてくれたナタリー・ポートマン。オーディン役は大御所のアンソニー・ホプキンス、ジェーンの理解者セルヴィグ教授役は「マンマ・ミーア!」はステラン・スカルスガルド。ソーの母親役には「リーサル・ウエポン3&4」のレネ・ルッソ。お久しぶりです。そして日本からはソーの取り巻きのひとりホーガン役で浅野忠信が出演。可もなく不可もなくといったところか・・・。監督はホラーの名作「フランケンシュタイン」「恋の骨折り損」のケネス・ブラナー。 | |||||