今年も残すところ、あと1カ月を切りました。
早すぎる~。今回はみんな面白かったので全部イチ押し!
007 スカイフォール | 監督 : サム・メンデス | 出演 : ダニエル・クレイグ、ジュディ・デンチ | |||
Skyfall | 2012年 イギリス・アメリカ映画 | ||||
今週のイチ押し:トルコのイスタンブール。ジェームズ・ボンドはNATOの極秘情報が強奪された現場に飛び込んだ。盗まれたハードディスクを追って犯人と壮絶なチェイスが行われた。そして列車の上での格闘中に同僚のエージェントのイヴの放った銃弾は犯人ではなくボンドに命中。ボンドは列車の屋根からはるか下方の川に落ちた。MI6はボンドの死亡を認定した。しかし、ボンドは人里離れた海辺で生きていた。そんなある日、ボンドはテレビのニュースでMI6の本社ビルが爆破され、同僚も殺された事を知る。そして再びエージェントとしてMI6に復帰を果たす。調査の結果、今回の一連の事件の犯人の狙いはボンドの上司のMである事が判明した。ボンドはイスタンブールで取り逃がした男を追って上海を訪れる。ボンドは男を倒し、あるカジノのチップを手に入れる。マカオのカジノで彼を待っていたのはセヴリンと言う謎の女だった・・ | |||||
私評:私のしたことの一つは間違っていなかったわね・・・ジェームズ・ボンド生誕50周年記念作品だそうです。つまり、007第1作目の「ドクター・ノー」が公開されたのが私の生まれた1962年。実に息が長いシリーズです。しかし、ボンド役が現在のダニエル・クレイグになってから作品のイメージがガラリと変わった。とにかくすごいアクションを見せてくれます。今回も格闘シーン、カーチェイス、銃撃シーン、そして爆破シーンと度肝を抜く迫力で映画を見ていて思わずのけ反ってしまうくらいの威力がありました。すごいです!そして最新作へと引き継ぐ形で映画は終了。私は大興奮の大満足。今回の作品ではIMAXカメラも多用されているので、IMAXでの鑑賞をお勧めします。主演は「ドラゴン・タトゥーの女」「カウボー&エイリアン」でも存在感を見せつけたダニエル・クレイグ。とにかく最強のボンドです。M役はイギリスの重鎮、ジュディ・デンチ。新たな布陣で悪役シルヴァを演じるのは「ノーカントリー」のハビエル・バルデム、MI6の新たなエグゼクティブ?のマロリー役で「ハリー・ポッター」のレイフ・ファインズ、イヴ役には「28日後・・・」のナオミ・ハリス、そしてMI6の武器担当のQ役は「パフューム ある人殺しの物語」のベン・ウィショー。監督は「アメリカン・ビューティー」「ジャーヘッド」のサム・メンデス。 | |||||
HICK ルリ13歳の旅 | 監督 : デリック・マルティーニ | 出演 : クロエ・グレース・モリッツ、エディ・レッドメイン | |||
HICK | 2011年 アメリカ映画 | ||||
今週のイチ押し:ルリは飲んだくれの両親の元で育った。ひとりでいるときは映画を見る事と絵を描くのが大好き。そんなルリの13歳の誕生日の夜、両親は大喧嘩。しかも、翌日の朝に母親はどこかの男と車で家を出て行き、そして父親までも・・・。そこでルリはひとりでラスベガスに行くことを思いついた。スケッチブック、ちょっとの洋服とキャッシュ、そして昨夜の誕生日にもらったS&Wのピストルをバッグに放り込むと彼女は家を出ていった。早速ヒッチハイクを開始すると、1台の車が止まった。運転をしていたのは童顔で片足が不自由な青年エディ。最初は大人しかったエディだが、彼には短気でキレやすいというもうひとつの顔があった。恐ろしくなったルリは車を降りて歩き始める。次に彼女を拾ってくれたのはセクシーなグレンダ。ふたりは意気投合してグレンダのリッチな恋人の家へと向かった。そこにいたのはなんとエディ。和解したルリとエディは町に買い物に出かけるが、エディはまたしても本性をさらけ出す。そしてルリまでも彼の罠にはまってしまう・・ | |||||
私評:私って可愛い??・・・ハリウッドの女優の中でも一番の注目株はやはりこの映画の主演のクロエ・グレース・モリッツちゃんでしょう。今作は彼女の初の単独主演映画。しかし、彼女はやはり何かを持っています。映画好きの女の子という設定なので、鏡の前で名作のセリフをいうシーンがあるのですが、これがまためちゃめちゃキュート。(特にスターウォーズのレイア姫はサイコー)そしてこの子は妙にセクシーなんですよね。子供から大人への発展途上の女の子特有の色気なのですが、彼女はとってもイヤらしいんです。だけど、そんな見た目だけではなく、演技もしっかりしているところがスゴイ。という訳でこの映画はクロエちゃんの、クロエちゃんによる、クロエちゃんのための映画。もちろん、他にも見所はありますが、彼女のオーラで霞んでしまった!「キック・アス」で度肝を抜かれた私はすっかり彼女のファンです。共演者は「マリリン 7日間の恋」のエディ・レッドメイン。今回の彼はブチギレてます。グレンダ役は「ザ・タウン」のブレイク・ライブリー。その他、ルリの母親役は「ナチュラル・ボーン・キラー」のジュリエット・ルイス、そしてほんのチョイ役ですがアレック・ボールドウィンがいい役で登場します。監督はデリック・マルティーニ。 | |||||
ボディ・ハント | 監督 : マーク・トンデライ | 出演 :ジェニファー・ローレンス、エリザベス・シュー | |||
House At The End Of The Steet | 2012年 アメリカ映画 | ||||
今週のイチ押し:高校生のエリッサは母親のサラとふたりで田舎町へと越してきた。一軒家ながら格安の料金で手に入ったのは、過去に向かいの家で起きた陰惨な事件のせいだった。その家の娘のキャロル・アンが両親を惨殺したのだ。彼女は森で生きているという都市伝説がここにはあった。その夜、サラは向かいの家の窓に灯りが点いているのを見た。翌日、近所のガーデンパーティに呼ばれたふたりは、その家には生き残った息子のライアンが住んでいることを知らされる。数日後、エリッサは友人のパーティの帰りに偶然通りかかったライアンと出会う。最初は警戒していたエリッサだったが、物静かなライアンに徐々に心を許していく。しかし、ライアンには誰にも言えない秘密があった。ライアンは家の地下で女性を監禁していたのだ。彼女は妹のキャロル・アンで、ある事故が原因で脳に障害が起こり凶暴になったと言うのだが・・ | |||||
私評:僕にはキャロル・アンが必要なんだ・・・予告編の雰囲気やチラシのビジュアルからホラー映画だと思っていたら、サスペンス作品でした。だけど、かなり怖い!映画は途中から急に矛先を変えて、あっと驚く展開をみせます。この展開は読めませんでしたね~。そして後半の畳み込みは、ホラー映画のテイストも取り込んでハラハラドキドキ。いい作品なのに都内でも1館だけの公開って寂しすぎる!もったいないです。主演は「ハンガー・ゲーム」「Xメン ファーストジェネレーション」のジェニファー・ローレンス。こういう映画のヒロインはタンクトップ姿が定番なので、今作では彼女も胸元を全開。「ハンガー・・」でもそうでしたが逞しいです!彼女の母親役は往年のハリウッド映画のアイドル、「バック・トゥ・ザ・フューチャー2,3」、「ベスト・キッド」のエリザベス・シュー。彼女もお母さん役がすっかり定着してきました。もちろん彼女もタンクトップ(^-^)/。監督はイギリス出身のマーク・トンデライ。これがハリウッドデビューになります。こんな新人監督なのに良いキャストが揃っているのは、「ターミネーター3」のジョナサン・モストが関わっているかららしいが・・・?? | |||||