2015/11/23

このレビューもいつまで書けるのか?溜め過ぎでしょう!

ガンバと仲間たち  監督 : 河村友宏、小森啓裕  出演 : 梶裕貴、神田沙也加
GAMBA  2015年 日本映画
今回のイチ押し:町ねずみのガンバとマンプクは抜群のチームワークで盗みを働き、美味しい食べ物にありついた。しかし、そんな時ガンバは海の存在を知る。広大な海を人目みたいと思ったガンバは後先を考えずに海へ向かって走り出す。港にやってきたガンバとマンプクは船乗りねずみたちの宴に参加。そこにやってきたのは島からやってきた忠太という子ネズミ。彼の島は凶暴なイタチの群れに襲われ、島のねずみたちは窮地に追いやられているという。しかも、イタチのボスは「ノロイ」という恐ろしいイタチだった。忠太は助けを求めるが船乗りねずみたちは逃げ腰になっている。しかし、そんな忠太を見かねたガンバは忠太と島のみんなを救おうと立ち上がる。ガンバの熱意に打たれ勇気ある仲間たちも集った。ガンバと仲間たちは一路、島へと向かうが・・
私評: 困っている仲間を放っておけるのか??・・・昔、テレビアニメの「ガンバの冒険」が大好きだった私。がむしゃらで向こう見ず、だけど困っている仲間は放っておけない正義感の持ち主で、しかも絶対にあきらめない。そんなガンバだからこそみんながついてくる。このシチュエーションだけで男の子は「血沸き肉躍る」でしょう!しかも、ストーリーも練られていて個々のキャラクターも最高。今回は最強のイタチ軍団との戦いだったのですが、さながらラグビー日本チームが世界でも最強のクラスの南アフリカ、サモアに勝った試合と映画の内容がクロスオーバーしました。ガンバの声は梶裕貴、ヒロインの潮路の声は「アナと雪の女王」の神田沙也加!その他、野沢雅子、矢島晶子、髙木渉、大塚明夫、池田秀一など声優界の芸達者が勢ぞろい。監督は河村友宏、小森啓裕のふたり。そして総監督は小川洋一。
図書館戦争 The Last Mission  監督 : 佐藤信介  出演 : 岡田准一、榮倉奈々、松坂桃李
 2015年 日本映画
今回のイチ押し:メディア良化法が敷かれ、表現の自由を制限された世界の中で、唯一自由の領域を守っているのが図書館。図書館隊のメンバーの笠原はかつて検閲で取り上げられそうになった本を図書館隊の守ってもらった事があり、その隊員に憧れて図書特殊部隊(ライブラリー・フォース)に入隊した。そんなある日、彼らにある指令が下る。この世に一冊しかない自由の象徴とも言える「図書館法規要覧」を芸術の祭典に展示する事になり、その受け渡しと警護をすることになったのだ。「表現の自由」をモットーに掲げたこの祭典はメディア良化隊のターゲットになる事は必然。関東図書地区は全てのライブラリー・フォースを警護に送った。しかし、その裏には図書館隊の壊滅を図るある男の罠が仕掛けられていた・・
私評:戻ったら伝えたいことがあるんです。だから死なないで・・・前作も大好きな私はこの映画を見逃すわけにはいきません。今の仕事で図書館も営業で行く機会が増え、図書館自体を身近に感じているので、逆にこの映画はリアルでした。この映画の見所は幾つかあるけれど、やっぱり笠原と堂上の恋愛のゆくえが気になるところ。絶体絶命の危機の中で育んだ絆が、二人をさらに近づけるのだが・・・。そしてライブラリー・フォースを一ヵ所に集め一網打尽にしようとするメディ良化隊との戦いは、ち密に計算されていて迫力満点でした。日本映画もここまでできるんですよね。堂上役は「永遠の0」の岡田准一。彼は演技力も然ることながら身体能力の高さに驚かされる。笠原役はこの役を演じるために生まれたんじゃないかと思うくらいピッタリの「アントキノイノチ」の榮倉奈々。そして最近悪役が多い「ガッチャマン」の松坂桃李が良い味を出しています!その他、福士蒼汰、栗山千明、田中圭などなど。監督は「万能鑑定士Qの事件簿」の佐藤信介。
マイ・インターン  監督 : ナンシー・マイヤーズ  出演 : ロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ
The Intern  2015年 アメリカ映画
今回のイチ押し:若くして生き馬の目を抜くようなファッション業界で成功したジュールズは、ハウスハズバンドに徹してくれる夫、そして可愛い娘にも恵まれ順風満帆?そんな彼女の元に70歳のインターン、ベンが配属される。長年、実直に勤め上げ定年を迎えたが、愛する妻を亡くし生きがいを無くしていた彼にとっては、まさに新たな挑戦。ところがジュールズは彼の扱いがうまくできずにいた。しかし、ベンのまじめで優しい性格は社内で少しずつ認められていく。そしてジュールズにも的確なアドバイスとユーモアたっぷりの提案をし続け、いつしかふたりの間にも強固な絆が生まれる。そんな時、ジュールズの夫の浮気が発覚する・・・
私評:サヨナラ・・・この映画はふたつの視点で観られる作品。ひとつは女性から見た主人公のジュールズに対する見方、そしてもうひとつは男目線のベンに対する見方。私はもちろんベンを中心にこの映画を観ていました。齢70才になっても老若男女を問わず周囲に魅力を振りまくベン。まさに私の憧れのじじいです。あんなじじいに私はなりたい!しかし、映画会社の売りは「プラダを着た悪魔」では駆け出しの女の子だったアン・ハサウェイが、この映画では若き女性社長!というのを前面に出している。それゆえにか劇場の客層は実にバラエティに富んでいました。ストーリーも面白いし、キャラクターも素晴らしい。こんな映画、私は大好きです。ベン役は「ゴッドファーザー」にロバート・デ・ニーロ。彼がこんなにソフトで愛らしいじいさんを演じるとは、正直ビックリしました。さすがオスカー俳優。ジュールズ役は「レ・ミゼラブル」でオスカーを手にしたアン・ハサウェイ。彼女も本当にいい女優になりましたね。今回はデ・ニーロ相手に引けを取りません。そして彼女の会社のマッサージ師は「リーサル・ウェポン3」のレネ・ルッソ(お久しぶり!)。監督は「恋愛適齢期」のナンシー・マイヤーズ。さすがの演出です!
GONIN サーガ  監督: 石井隆  出演 : 東出昌大、安藤政信、土屋アンナ
 2015年 日本映画
五人の男たちが暴力団・五誠会系大越組の現金を狙い襲撃をしてから19年が経った。五誠会は初代会長・式根の孫にあたる誠司が三代目となり、勢力を伸ばしていた。19年前の事件で命を落とした大越組若頭・久松の遺児・勇人は堅気の道を行き、大越組組長の遺児・大輔は誠司の用心棒をしつつ、いつか組を再興させたいと願っていた。そんなある日、勇人の母・安恵のもとに富田と名乗るルポライターがやってくる。実は彼の父親も19年前の事件の被害者だった。犬死をした久松の無念を晴らす事を真に願っていた安恵は、夫の残した拳銃を持ち無謀な行動に出て命を落としてしまう。勇人、大輔、富田、誠司の愛人である元アイドル麻美は、五誠会の運営する貸金融の現金を強奪する計画を立てるが・・・・
私評:それじゃ、あの人は犬死じゃないか・・・バイオレンス映画の名作「GONIN」が新メンバーで復活。しかも、旧作の続編。前作で死んだ暴力団の組員の息子たちが主人公。相変わらずのハードボイルドな世界が描かれています。普通だったら絶対にとらない行動をする所がこの監督の演出。ラストのまさかの銃撃戦は見ものですよ。また、この作品の雨のシーンがかっこいいんですよ・・・。そして後半に登場するまさかのキャスト。そのためにも前作を観ておきましょう!5人のメンバーは「寄生獣」の東出昌大、「くちびるに歌を」の桐谷健太、「武士の献立」の柄本祐、「さくらん」の土屋アンナ、そして久々にスクリーンに復活した前作「GONIN」からの登場の根津甚八。敵役には「サトラレ」の安藤政信、不気味な殺し屋に竹中直人、彼の側近に「ウルヴァリンSAMURAI」の福島リラ。しかし、私が一番注目したのは勇人の母親役の井上晴美。色っぽくて、そして逞しい女を好演!監督は「GONIN」「花と蛇」の石井隆。前作から19年経っても強烈な演出は変わりませんでした。
ヴィンセントが教えてくれたこと  監督 :セオドア・メルフィ  出演 : ビル・マーレイ、ジェイデン・リーベラー
St. Vincent  2014年 アメリカ映画
アル中で偏屈なおっさん、ヴィンセントの家の隣にマギーという看護師と息子のオリバーが引っ越してきた。ひょんなきっかけで、新しい仕事が忙しいマギーはヴィンセントにオリバーのシッターを依頼した。ところがヴィンセントはオリバーを酒場に連れて行ったり競馬場に連れて行ったりとやりたい放題。しかし、二人の間には不思議な絆が芽生えていった。新しい学校で虐められていたオリバーが一皮むけたのもヴィンセントのアドバイスのおかげだった。ところがふたりの悪行(?)をマギーに知れ、ふたりは会えなくなってしまう。そんなある日、ヴィンセントの家の様子を不審に思ったオリバーが家の中に入ってみると、そこには床に横たわるヴィンセントが・・・。命はとりとめたものの障がいが残ってしまう・・
私評:俺を真似ずにしっかり生きろ・・・今年一番のハートウォーミング作品と噂をされていたので狙っていたのですがなかなか見に行けず、諦めていたら忘れた頃に成田で公開されたので見に行きました。噂通りの、いや噂以上の感動作でした。とんでもなくだらしない男は、外からは見えない所で人間として素晴らしい部分を持ち合わせていたのです。それを見抜いたオリバーが映画のクライマックスで行うスピーチ、そしてその後の・・・。もう、号泣でした。本当の「聖人」は品行方正な事ではないのです。ヴィンセント役は「ゴーストバスターズ」のビル・マーレイ。チャランポランな感じはまさに彼の真骨頂ですが、その後に見せる感動的なシーンは、そんな彼だからこその盛り上がり。マギー役は「ハングオーバー 最後の反省会」のメリッサ・マッカーシー。彼女も得意のお笑いを封じ込めてすてきなお母さんを演じています。ヴィンセントの愛人のダカを演じるのが「ダイアナ」「バードマン」のナオミ・ワッツ。彼女がロシアからやってきた娼婦(しかも妊婦)を嬉々と演じています。そしてオリバー役はこれが映画デビューのジェイデン・リーベラー君。監督はセオドア・メルフィ。
バクマン。  監督 : 大根仁  出演 : 佐藤健、神木隆之介、小松菜々、山田孝之
 2015年 日本映画
高校生の真城最高は、ずば抜けた絵の才能を持っていたが、日々だらだらと過ごしている。唯一、彼の心をときめかせるのはクラスメイトの美保の存在。こっそりと彼女のスケッチをするのが日課になっている。そんな彼に文才を持つ髙木秋人が声をかける。秋人が原作、最高が絵を描いてマンガを作ろうと誘ってきたのだ。最初は断っていた最高だったが勢いで美保に「漫画家になって成功したら結婚して欲しい」と言ったところ、良い返事が返ってきたため秋人と組むことを決意する。彼らが目指すのは日本一の発行部数を誇る「少年ジャンプ」。最高の叔父はかつて少年ジャンプの人気漫画を連載していたが心労のために命を落としていた。その時の叔父の担当者が、今の少年ジャンプの編集長だった。ふたりは作品を持ち込んだが1回目はあえなく撃沈。しかし、担当の服部のアドバイスで、ふたりはメキメキと頭角を現す・・
私評:努力と根性・・・またまた、人気漫画の実写化。しかし、ほとんどマンガを読まない私は全く知りませんでした。高校生の男の子の『青春爆発』作品です。だけど、ストーリーはかなりリアル。欝々としたところも結構多いのですが、成功だけの話はつまらない。彼らの爆走するシーンは最新の3Dマッピングとのコラボで、見たこともない演出。これがまた面白い!とにかく熱くなれる映画です。そして私が注目したのは集英社とガッツリと組んで会社の良いところも批判されているところも思い切り開示している事。少年ジャンプがいつの時代もトップに君臨するのは、こんなバックグラウンドがあるからなのですね・・・。主演は「るろうに剣心 京都大火編」で敵対していた佐藤健と神木隆之介。26歳と22歳が高校生をはつらつと演じています。美保役は「渇き。」の小松奈菜。彼女がとってもチャーミングですっかり見とれてしまいました。その他、山田孝之、桐谷健太、染谷将太、リリー・フランキーなどなど。監督は「モテキ」の大根仁。この監督のノリノリの演出、大好きです!
ファンタスティック・フォー  監督 : ジョシュ・トランク  出演 : マイルズ・テラー、ケイト・マーラ
Fatastic 4  2015年 アメリカ映画
天才的な頭脳を持つリードはクラスメイトのベンを助手につけて実験を続ける日々。そこで彼らが作り上げたのは、異次元の世界に物質を送り込み、そして引き返らせること。しかし、その行先を彼らは知らなかった。科学展に出品した彼らに目を付けたのはバクスター財団のドクター・ストームと彼の娘のスー。そしてリードは財団に招待されそこで研究を続けることになった。リード、スー、彼らの前から研究を続けていたビクター、そしてスーの弟のジョニーも加わり、ついに物質転送装置は完成した。しかし、彼らが作った装置は、彼ら以外の人間によってテストされる事になった。そこでリード、ビクター、ジョニー、そして急遽呼び出されたベンの4人は極秘で装置に乗り込み、他の次元に行くことに成功する。しかし、そこで事故が起こりビクターは置き去りにされてしまう。他の3人はなんとか元に戻るが・・
私評:何ともファンタスティックな日々だったな・・・マーベルの名作「ファンタスティック・フォー」が新しいメンバーでリブート。前の作品も好きだったので今回も期待して見に行ったのですが、今作はいわゆる「ビギニング」的な内容でなかなか超人は登場しない。やっと登場してからはテンポも良くなるのですが、敵のキャラクターとの対決のオチがけっこう呆気なかった。だけど、キャストはすごく良いので次回作はかなり期待できるのでは?(もちろん脚本次第ですが・・・)もちろん、前作の頃よりCGの技術も格段に良くなっていますからね!リード役は「セッション」で見事なドラムさばきを見せたマイルズ・テラー、インビジブル・ウーマンは「トランセンデンス」のケイト・マーラ、ジョニー・ストーム役は「クロニクル」のマイケル・B・ジョーダン、ベン・グリム役は「ニンフォマニアック」「リトル・ダンサー」のジェイミー・ベル。監督は「クロニクル」のジョシュ・トランク。


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