2016/10/10 

頑張っていっぱい書いたけど追いつかない。
来週もアップします。

ハドソン川の奇跡  監督: クリント・イーストウッド  出演 : トム・ハンクス、アーロン・エッカート
Sully  2016年 アメリカ映画
今回のイチ押し:2009115日。乗客乗員155名を乗せた旅客機はバードストライクの影響で両方のエンジンが停止してしまう。機長のサリー・サレンバーガーはハドソン川に胴体着陸する決意をする。飛行機は真冬のハドソン川に突っ込むが奇跡的に全員が無事救出され、サリーは一躍、英雄扱いされる事になる。しかし、今回の事故の調査委員会はサリーの決断に疑問を抱く。本当に両方のエンジンが止まっていたのか?近隣の空港までたどり着けたのではないか?サリーの中でも本当に自分の判断は正しかったのか?という疑問が湧きおこり、いつしか不眠に陥り飛行機が墜落する幻を見るようになってしまう。そしてついにサリーと副操縦士のジェフは証人喚問の席に立たされ、実際の事故と同じ状況でのシュミレーション映像が公開される・・・
私評: そのシュミレーションは何回行ったんだ??私たちは1回だけだ・・・これは実話です。私は以前に観たデンゼル・ワシントンの「フライト」という映画と被っていたのですが、全然違う話でした(苦笑)。ハドソン川への不時着のシーンはもちろんすごい迫力でスリル満点だったのですが、この映画の見せ場は機長のサリーの苦悩と、真実へたどり着いた時の感動です。理不尽な事で悪人にされてしまったかもしれないって考えると善行も怖くなってしまう。しかし、この辺りの描き方が素晴らしかった・・・。エンドクレジットでサリー本人と助かった乗客が登場します。このシーンであらためてこれが実話なんだと実感しました。とにかくすごいのがサリー役のトム・ハンクス。2度のオスカー受賞は伊達じゃない!この作品で3回目を獲って欲しい。そして副操縦士役は「ダークナイト」のアーロン・エッカート、サリーの妻役は「ラブ・アクチュアリー」のローラ・リニー。監督は「アメリカン・スナイパー」のクリント・イーストウッド。やっぱりこの監督はすごいな~!!
聲の形  監督 : 山田尚子  出演 : 入野自由、松岡茉優
 2016年 日本映画
今回のイチ押し:小学6年生の将也はガキ大将。ふたりの友人と毎日好き放題に生きていた。そんなある日、彼のクラスに耳の聞こえない少女、硝子が転校してくる。将也は何気なく彼女をからかっていたが、いつしか虐めにエスカレートしていく。クラスメートも将也につられて硝子への虐めに同調していく。しかし、彼女への虐めを先生から指摘された時にクラスメートは彼を裏切り、将也は虐めの責任を一人で被る事に。そしていつしか彼自身が虐めの対象になっていく。それ以来、彼は人を信じられなくなり完全に殻に閉じこもり周囲から孤立していく。高校生になった将也は偶然、硝子と再会する。彼は5年前の償い、そして言えなかった一言を伝えるため硝子の元を訪ねるが・・
私評:生きるのを手伝ってほしい・・・映画の最初のところで耳の聞こえない少女にいたずらをする主人公にめちゃくちゃ腹が立ったのですが、その報復にはさらに腹が立ち、そしてゾッとしました。将也は、一度は人生を諦め自殺を図る。しかし、生き延びた彼は新たに人生の目的を見出す。それは硝子に対しての「贖罪」。その思いは歯痒いくらいに伝わらないのですが、いつしか大キライだった将也を応援している自分がいました。アニメでなくても良いのでは?という思いもあるのですが、アニメならではの表現もあり、私はこれがベストだと思いました。声優陣は入野自由、早見沙織、結城碧などのプロ声優陣に混ざり「ちはやふる 下の句」「リトル・フォレスト」の松岡茉優が参加しています。監督は「けいおん」の山田尚子。
Cutie Honey Tears  監督 : A.T. 、ヒグチリョウ  出演 : 西内まりや、三浦貴大、石田ニコル
 2016年 日本映画
近未来の地球はジルと呼ばれるA.I.に支配され、人々は上級層に住む富裕民と下級層に住む貧民に別れていた。天才科学者の如月博士は娘の瞳に自ら発明した「空中元素固定装置」を移植し、彼女を下級層へとつき落とした。瞳は少年、早見の目の前に落下するが・・・。数年後、早見は新聞記者になっていた。早見は記者をしながらジルを破壊するという目的を持ったレジスタンスに加わっていた。そんな時、早見は以前に彼の前に落ちてきた瞳を発見する。瞳はその身を隠してある老夫婦と一緒に静かに暮らしていたが、彼女を探していたジルにも見つかり老夫婦は殺されてしまう。瞳は早見と組んでジルを倒すために立ち上がるが・・
私評:私の事は放っておいて・・・今回のハニーはアニメの決め台詞をすべて封印。「ハニーフラッシュ!」も「ある時は・・・」も言いません。しかも、笑いも封印したシリアスな作品です。色々とツッコミどころはありますが、個人的にはそれが良かったと思います。近未来の下級層の街は「ブレードランナー」みたいな世界で、毒性の大気と雨、そして降り注ぐようにきらめくネオンが印象的でした。しかも、このクオリティがかなり高い。しかし、やはり注目すべきはハニー役の西内まりやとジル役の石田ニコルの美女競演。ふたりともスタイル抜群でセクシーで・・・。その他、「リトル・フォレスト」の三浦貴大、「さんかく」の高岡蒼佑、笹野崇史、そして岩城滉一。監督はA.T.とヒグチリョウのふたり。
ザ・ビートルズ エイト・デイズ・ア・ウイーク  監督 : ロン・ハワード  出演 : ザ・ビートルス
The Beatles: Eight Days A Week  2016年 イギリス映画
ライブ活動期に焦点を当て、“ビートルマニア”と呼ばれた社会現象を通して描き出した音楽ドキュメンタリー。1963年から4人が最後に観客の前で演奏した66年にかけて行われた多数のコンサートから厳選した熱狂のライブ・シーンを中心に、世界中から集めた貴重な未公開映像や、ポール・マッカートニー、リンゴ・スターをはじめとした関係者や著名人のインタビューを織り交ぜ、当時の狂騒の模様とともに、その社会的、文化的な意味に迫っていく。
私評:ビートルズは私が初めて触れた洋楽です。叔母が好きだったせいもあり小学校の高学年の時には彼らのアルバムを聴いていた。今回はライブ活動をしていた頃のビートルズの映像をメインにしたドキュメンタリーですが、ビートルズファンの私はとにかく彼らを大画面で観られるだけで幸せ。もちろん、伝説の武道館ライブも含まれています。まだ、若くて尖がっていたジョン、陽気なリンゴ、寡黙なジョン、そして元気いっぱいのポール。まさに至福の時でした。Blurayは必ず買います。
真田十勇士  監督 :堤幸彦  出演 : 中村勘九郎、松坂桃李、大島優子
 2016年 日本映画
天下統一を目前にした徳川家康と、秀吉の側室・淀殿が秀頼を立てて復権を狙う豊臣家の対立がいよいよ深まっていた。そんな中、名将と謳われた真田幸村と抜け忍の猿飛佐助が運命的な出会いを果たす。ところがこの幸村、これまでの武功はたまたま勝ちに恵まれてきただけで、その本性はただの腰抜け男だった。すると佐助は“アンタを本物の英雄にしてあげる”と宣言、さっそく同じ抜け忍の霧隠才蔵を筆頭に、一癖も二癖もある男たちを集め、“真田十勇士”を誕生させる。そして巧みな情報操作で、十勇士の武勇伝を巷に流布していく。やがて淀殿からお声が掛かり、彼らは意気揚々と大坂城入りする・・
私評:大嘘つきをホンモノにする!おもしれ~じゃないか!!・・・昔、NHKの人形劇で「真田十勇士」を見ていた私。村田英雄の主題歌もまだ覚えています。そして今、やはりNHKで大人気の「真田丸」に便乗したのか??今回のミソは真田幸村が実は腰抜けで彼を陰で操っていたのが猿飛佐助と霧隠才蔵だったという事。その合戦のシーンはかなり気合が入っていたのですが、最後は玉砕に近い戦略。ここでは犠牲者も出てお涙頂戴・・という展開のはずがなぜか泣けない。それは死んでいくキャラクターをしっかり描き切れず思い入れが出来なかったからでしょうね・・・。ちょっと残念。主演は歌舞伎の中村勘九郎、霧隠才蔵役は「ガッチャマン」の松坂桃李、真田幸村役は「アンフェア」の加藤雅也、淀君役は「後妻業の女」の大竹しのぶ。監督は「TRICK」「SPEC」の堤幸彦。
世界一キライなあなたに  監督 : シーア・シェアイック  出演 : エミリア・クラーク、サム・クラフリン
Me Before You  2016年 アメリカ映画
イギリスの片田舎に住む天真爛漫な女性ルー。彼女は6年間勤めていたカフェの職を失った。職業安定所で次の仕事を探していると、タイミング良くコンピューターに仕事の依頼が・・。それは障害者の看護の仕事だった。そして彼女が訪れたのは地元では「城」と呼ばれている豪邸。そこでルーを待っていたのは事故によって首から下が動かなくなってしまったウィル。すっかり偏屈になってしまったウィルはルーにも冷たく当たるが、いつしかルーに心を開き始める。そして失っていた笑顔も取り戻した。しかし、彼は人生に絶望しスイスで合法的に自殺をする手続きをしていた。その事を知ったルーは人生に楽しさを再確認させようとウィルを連れだすが・・
私評:僕は君を抱きしめる事もできないんだ・・・・ずっと寝たきりなのにいつまでもマッチョな身体のウィル・・最初にツッコミを入れておきます(笑)。今年一番泣けるラブストーリーとの触れ込みだったのでタオル持参で行ったのですが、最後まで泣けずじまい。それはウィルと家族の決断に同意できなかったから。もちろん、好きになってしまった彼女にキスをされても車椅子の上に座っている事しかできない、もどかしさは充分理解できます。しかし、だからと言って死を選択するというのはいかがなものか??尊厳死という言葉もありますが私は否定派です。それゆえにこの映画には全く感動できませんでした。ルー役は「ターミネーター 新起動」でサラを演じたエミリア・クラーク。あまりにキャラが違うので全然気づきませんでした。ウィル役は「スノーホワイト 氷の王国」のサム・クラフリン、彼の父親役は「エイリアン3」のチャールズ・ダンス。監督はテア・シャーロック。


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