ついに2カ月溜めてしまった・新作情報のはずが・・・。
青空エール | 総監督: 三木孝浩 | 出演 : 土屋太鳳、竹内涼馬 | |||||
2016年 日本映画 | |||||||
今回のイチ押し:北海道・札幌。小野つばさは、野球と吹奏楽の名門・白翔高校に入学した。入学早々吹奏楽部のトロフィーを眺めていたつばさは、隣の野球部のトロフィーを眺めていた野球部の山田大介と出会う。つばさは大介に甲子園のスタンドで応援する吹奏楽部に憧れて白翔高校に入ったことを明かすと、大介からは甲子園に行くからスタンドで応援して欲しいと言われる。吹奏楽部に入部はしたが初心者のつばさが簡単にやっていけるほど吹奏楽部は甘くなかった。何度もくじけそうになるが。そんな時に必ず励ましてくれるのがクラスメートでもある大介だった。実はつばさの頑張る姿は大介にとっても大きな励みになっていた・・・ | |||||||
私評: 大介君の事好きって言ったら迷惑??・・・これぞ青春映画。好きな人のために一生懸命になっている姿って、それだけで美しいよね。大介とつばさはお互いが交わした約束を守るために青春を燃やす。ちょっと見ていてくすぐったくなるくらい、真っ直ぐでピュアな思いが良いです。しかし、二人が交わした約束は簡単には守れない内容。そこがまた良いんですよね~・・・。若いっていいな~。恋する気持ちっていいな~。若返りたいよ~。つばさ役は「るろうに剣心 京都大火編」「orange」の土屋太鳳。可愛い・・。大介役は「仮面ライダードライブ」の竹内涼真、つばさの先輩役は「かあべえ」「誰も守ってくれない」の志田未来、吹奏楽部の顧問役は「のだめカンタービレ」「スウィング・ガールズ」の上野樹里。私の注目はつばさの友人役の松井愛莉ちゃん。監督は青春映画の巨匠??「アオハライド」「ホットロード」の三木孝浩。 | |||||||
X-メン アポカリプス | 監督 : ブライアン・シンガー | 出演 : ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー | |||||
X-MEN Apocalypse | 2016年 アメリカ映画 | ||||||
今回のイチ押し:古代エジプト。この地で絶大なる力を持っていたアポカリプスと呼ばれる男がいた。彼はミュータント始祖。しかし、アポカリプスに反旗を翻した人間たちによってピラミッドの下に封じ込まれてしまう。1983年。スコット・サマーズは目に異変を感じ強烈なビームを放った。スコットがミュータントとして覚醒した瞬間だった。スコットは兄のアレックスに連れられ、プロフェッサーXことチャールズに出会う。そこはミュータントを育てる施設だった。そんな時、アポカリプスが長年の封印から解き放たれる。世界中で大地震が起こり、ミュータントの一人ジーンは人類滅亡のビジョンを見る。アポカリプスは自分の手下とすべくミュータントを探し始める。そのメンバーにはマグニートこと、エリックも含まれていた・・・ | |||||||
私評:これは授業ではない。実戦よ・・・「X-MEN」新シリーズの最終章です。今回の敵は最強であのマグニートの力を持ってしても全く歯が立たない。しかも、ミュータントたちの特殊能力も吸収して、味方になったミュータントにはパワーを与える。そんな敵にX-MENの連合軍が挑むのですが、この戦いが最高に面白い。ギリギリの戦いの中で更なるパワーを発揮するくだりがステキです。中でもジーンが・・・(以下ネタバレ禁止モード)。出演者はこのシリーズの常連のジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ニコラス・ホルト、ローズ・バーン。新たな布陣としてアポカリプス役のオスカー・アイザック、ジーン役はソフィー・タナー、スコット役はタイ・シェリダン。監督はこのシリーズの産みの親で、あの「ユージュアル・サスペクツ」のブライアン・シンガー。 | |||||||
ゴーストバスターズ | 監督 : ポール・フェイグ | 出演 : メリッサー・マッカーシー、クリスティン・ウィグ | |||||
Gohstbusters | 2016年 アメリカ映画 | ||||||
大学教授のエリンの元に、ある男が心霊現象の調査の依頼に訪れる。彼が持参していたのは、かつてエリンが友人のアビーと一緒に書き上げた心霊に関する本。彼女はその事を封印していたのだ。WEBにも本の事が掲載されている事実を知って、エリンはアビーの元を訪ねる。アビーはジリアンというエンジニアと一緒に、別の大学で心霊の研究を続けていた。エリンの元を訪ねてきた男の事象を調査しに出掛けた3人は現場で本物のゴーストと遭遇。エリンは本格的に心霊研究をしようと心に誓う。ところがアビーが研究を続けていた大学に追い出された3人はゴーストを捕獲するという会社を立ち上げる。いつしかゴースト・バスターズと呼ばれるようになった彼女たちに、ついに仕事が舞い込んでくる・・・ | |||||||
私評:ゴーストは本物よ!!・・・旧作は専門学校の時にオールナイトで観た。確か映画館は新宿プラザ。あの名作が装いも新たにリメイクされました。まず大きく違うのはゴースト・バスターズが全員女だという事。しかし、この設定はすごく良かったと思う。だけどやっぱり、作品の出来はオリジナル版には及ばないですね~。これは元が良すぎるからしょうがない。ところが、当時とは比較にならないくらいに進化した特撮技術で見せ場は盛りだくさん。やっぱりこの映画は3Dで観ましょう!また、お化け映画なのに笑えるのがこの映画の強みですね。バスターズのメンバーは「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」のメリッサ・マッカーシー、「LIFE!/ライフ」「オデッセイ」のクリステン・ウィグ、「テッド2」のケイト・マッキノン、そしてレスリー・ジョーンズ。セクシーだけどおバカな男秘書役は「アベンジャーズ」のクリス・ヘムズワース(いい味出してます!)そしてオリジナル作品のあの人と、あの人が・・・(探してください)監督は「ブライズメイズ・・」のポール・フェイグ。 | |||||||
ペット | 監督 : クリス・ルノー | 日本語吹き替え出演 : バナナマン、永作博美 | |||||
Secret Life Of Pets | 2016年 日本映画 | ||||||
マンハッタンのアパートで優しい飼い主のケイティと幸せな日々を送っている犬のマックス。ところがある日、ケイティは保健所で一匹の大きな犬、デュークを連れて帰ってきた。今までケイティの愛情を独り占めしてきたマックスは、突然の訪問者に納得がいかない。体だけでなく態度も大きいデュークはケイティのいない間はマックスのご飯も食べてしまうし、寝床までとられてしまう。そんな時、2匹は散歩中にあるアパートの裏に辿りつく。そこは野良猫たちのアジト。なんとかその場は逃げた2匹だったが今度は保健所の車に捕獲されてしまう。ところが保健所の車の前に愛らしいウサギが現れ、車を破壊。彼はなんと人間たちに捨てられた「元ペット」軍団のリーダーだった・・・ | |||||||
私評:僕はケイティが帰ってくるまでここで待つんだ・・・ご主人が出かけた後のペットたちがどんな生活をしているのか?「怪盗グルー」シリーズのスタッフが作ったアニメなので、とにかく笑える。スピーディーな展開であっという間の91分でした。そして面白いのが続々登場する動物たちのキャラクター。主人公のマックスはまじめすぎて面白くないキャラクターなのですが、周りのキャラが最高。私の一番のお気に入りはうさぎのスノーボール。彼のスピンオフ作品できないかな~・・。しかし、今回は笑いだけじゃなくて感動的なシーンもあるんですよ。私が観たのが日本語吹替え版だったのですが、これがけっこ良かったです。マックスとデュークの声はバナナマンのふたり。これがかなりレベルが高い!その他にも永作博美、佐藤栞里などがゲスト声優で登場します。監督は「怪盗グルー」シリーズのクリス・ルノー。そしてもう一つ注目は「ミニオン」の短編。これも笑えました!! | |||||||
ルドルフとイッパイアッテナ | 監督 : 湯山邦彦 榊原幹典 | 出演 : 井上真央、鈴木亮平、 | |||||
2016年 日本映画 | |||||||
大好きなリエちゃんから愛情をたっぷり受けて岐阜県で暮らしていた黒猫のルドルフ。ルドルフとイッパイアッテナある日、ルドルフは魚を盗って逃げるのに夢中になって長距離トラックの荷台に逃げ込んでしまう。目が覚めたルドルフが辿り着いた場所は大都会・東京だった!ルドルフがそこで出会ったのは、街で最も恐れられている大きなボス猫。彼に名前を尋ねると「いっぱいあってな・・」と答えためルドルフはそれが名前だと思い込んでしまう。人間の文字を理解するかしこいイッパイアッテナからノラ猫としての生き方を学んでいくルドルフ。そんなある日、ルドルフはかつて自分が住んでいた町の映像をテレビで発見する。そこは岐阜県だった・・・ | |||||||
私評:そんな事を信じるのは教養がない証拠だ・・・子供用のアニメ作品だと思っていたのですが、大人も観るべき映画でした。とにかくこの映画には心に残る名セリフがいっぱい。子供たちは人生の指針となるような、大人たちはどこかに置き忘れてきた大事な感情を思い出させてくれるようなステキなセリフ。だからと言ってお説教じみている訳ではありません。映画を観ている間は私も野良猫の気分を堪能。そして彼らと一緒に冒険をしている気分でした。原作は1987年の発売以来、ルドルフ役は「白ゆき姫殺人事件」の井上真央、イッパイアッテナ役は「俺物語」の鈴木亮平、その他、人気声優の水樹奈々、八嶋智人、古田敦也などなど。監督は「ポケモン」シリーズの湯山邦彦と榊原幹典。 | |||||||
ジャングル・ブック | 監督 : ジョン・ファブロウ | 出演 : ニール・セディ、ベン・キングスレイ | |||||
The Jungle Book | 2016年 アメリカ映画 | ||||||
黒豹のバギーラに拾われて、狼の群れで育てられた人間の少年のモーグリ。アケラをリーダーとする狼の群れの中で、モーグリは逞しく育っていた。そんなある日、ジャングルは干ばつに遭い、動物たちはピースロックに集まっていた。この岩の下では肉食動物も草食動物も平和に同居する事になっている。そこに現れたのは虎のシア・カーン。彼はモーグリを発見すると強く敵意を示した。なぜなら彼は以前に人間が扱う「赤い花=火」で大怪我を負わされたことがあったからだ。自分のせいで狼の家族たちが被害に遭う事を危惧したモーグルは、群れを抜け出しバギーラと人間の村を目指す。しかし、シア・カーンはアケラを殺し、狼の群れを支配してモーグリを差し出すよう要求するが・・・ | |||||||
私評:道具を使ってはいけない・・・ディズニーの伝説的アニメが実写化された。しかし、この映画の凄いところは主人公の少年以外が全部CGだという事。動物だけでなく背景もほとんどがCG。これぞデジタルマジックですね。しかも、そのクオリティの高さには驚きの一言。なんたってIMAXの超高密映像で観ても粗が見えてこない。本当にすごいです。主人公のモーグリ役はこの作品のために2000人に中からオーディションで選ばれたニール・セディ君。彼がもうアニメの世界から抜け出したのでは?と思うくらいピッタリ。動物たちの声の担当は大物揃い。ベン・キングスレイ、ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンセン、ルピタ・ニョンゴ、クリストファー・ウォーケン・・・と豪華すぎるでしょう!監督は「アイアンマン1&2」のジョン・ファブロウ。 | |||||||