2009/8/15

ほぼ、一か月ぶりのアップです。あまり映画が見れていません。
今回の一押しはあまりに有名な日本の犬が主役。
めちゃめちゃ泣けました・・・

HACHI 　約束の犬	監督：ラッセ・ハルストレム	出演：リチャード・ギア、ジョーン・アレン
Hachiko : A Dog's Story	2009年アメリカ映画
	今週のイチ押し：日本から一匹の秋田犬がアメリカに向けて送られた。その犬は東海岸の郊外ベッドリッジ駅に着いたが、荷台から落ちてしまう。その犬は運命に導かれるかのようにひとりの男と出会う。彼は大学で音楽を教えているパーカー。受取人がわからないこの犬を、とりあえず引き取ったパーカーだったが、結局受取人は現れず、パーカーはこの犬を飼うことにした。犬の首輪には「八」の文字が書かれていたため、犬の名前は「ハチ」になった。成長したハチは誰に言われることなく毎朝、駅までパーカーを送り、毎夕、駅に迎えに行った。その光景は街の人たちにも笑顔をもたらしていた。しかし、ある日パーカーは急に倒れ帰らぬ人となってしまう。しかし、ハチはパーカーがいつも通り駅から出てくると信じて、駅前で待ち続けた。雨の日も、雪の日も、何カ月も、何年も・・・
	私評：ハチ～！！実はこの映画は渋谷で見ました。別にこだわっていたわけではなかったのですが、後で考えてみたら「忠犬ハチ公」の地で見たのだと気づき、なんだか不思議な感慨を覚えたので、ハチ公の像をしみじみと見てしまいました・・・。映画のほうは、所がアメリカに変わっても伝わる感動は同じ。とにかく泣けました・・。我が家のトムにこれをやれ！とは言いませんが、本当にいい話。私が泣けたのは途中でパーカーの妻が久々に街を訪れるシーン。もう、号泣でした。無償の愛って言葉はよく聞きますが、これぞまさに掛け値なしの無償の愛。世界中でヒットしてほしいですね。パーカー役はリチャード・ギア。彼は本当に愛犬家で、そんなところがこの映画の端々で感じ取れました。彼の妻役は「デス・レース」のジョーン・アレン。そしてパーカーに秋田犬の事を教える日本人役で「SAYURI」のケイリー＝ヒロユキ・タガワ。監督は名匠「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」のラッセ・ハルストレム。

ごくせん the Movie	監督：　佐藤東弥	出演：仲間由紀恵、亀梨和也
	2009年　日本映画
	ヤンクミこと山口久美子はことしも3年D組の担任になった。新しい生徒たちとはまだ、心が通っていないがヤンクミはそんな事は気にもかけずマイペース。そんなある日、赤銅高校に教育実習生が来ることになった。やってきたのはなんと、ヤンクミの教え子の小田切竜だった。ヤンクミは小田切が自分に憧れて教師になったと勝手に思い込んでいるが・・。その日、３Dの生徒たちが街でチンピラに絡まれた。リーダ格の高杉はチンピラにパンチを食らわせその場を凌いだが、なんとチンピラは暴走族。バイクの集団が学校にやってくる。高杉はひとりで落とし前をつけに敵地に乗り込んだ。それを知ったヤンクミは高杉を救いに向かう・・。一方、卒業した教え子たちにも危機が迫っていた。赤銅高校に刑事がやってきて卒業生の風間が覚せい剤所持で追われているという。風間を信じて旧クラスメイトたちとヤンクミは事件の解明に乗り出すが・・・・
	私評：あたしの教え子に指一本触れるんじゃねー・・・日テレ系の超人気ドラマが映画化。しかも、これが完結編ということで、映画館に直行！しかし、最近はこういう流れの作品が多いですね。テレビシリーズは大好きでけっこう見ていたのですが、このドラマの一番の魅力は仲間由紀恵演じるヤンクミのコミカルで痛快なキャラクター。今回は劇場版ということでいつもの何倍もヤンクミが大活躍。そしてそんなヤンクミと繋がりあっている元不良の卒業生たちと現役不良中の生徒たちの話もなんだか良いんですよね～。まあ、TV版のまんまと言えばまんまなんですけど・・・。主演はもちろん仲間由紀恵。彼女の中では「トリック」の山田奈緒子に負けないくらいの適役です。そして卒業した生徒代表でKa-Tuneの亀梨和也、三浦春馬、石黒英雄、チョイ役ではそうそうたる卒業メンバーが総出演。イケメン好きにはたまりません！！そして私が笑ったのがハイジャック犯役の竹内力・・。情けなさすぎる～！！監督はTVシリーズを演出した佐藤東弥。

山形スクリーム	監督・出演：竹中直人	出演：成海璃子、AKIRA、マイコ、沢村一樹
	2009年　日本映画
	都立紅女子高校の2年生の美香代は歴史研究会の合宿に参加していた。行先は山形県の御釈ヶ村。この土地では800年前に壇ノ浦の合戦で敗れた平家の侍・葛貫忠経が愛する女・光笛とともに流れ着いた。しかし、この村の民による落武者狩りで忠経は生き埋めにされ、光笛もどこかに連れ去られたのだ。忠経が埋められた場所には祠が建てられた。そんな悲恋の伝説を強引に縁結びにして観光客を集ったところ引っかかったのが、美香代の顧問で花婿大募集中の勝海子だった。メンバーは他に自分大好きのアイドルっ子鏑木宙子、メカ大好き少女の敏酒圭、そして不良少女を演じる波来前胸恵。落武者のコスチュームの村人たちに連れられて、伝説の祠に辿り着くと、なんとその日は観光キャンペーンの一環として「祠倒し」のイベントが行われることになっていた。代々、祠を守ってきた床屋の三太郎の必死の抵抗があったものの祠は掘り起こされてしまう。そしてその夜、忠経が蘇る・・・・
	私評：ちんすこー！！！・・・この映画は期待していました！しかし、期待値が大きすぎたせいか、なんだか普通に見終えてしまいました。しかし、注目すべきは全ての出演者たちの顔芸です。竹中直人監督といえば顔芸の天才ですが、それらが出演者たちに見事に受け継がれています。これをコメディ系の役者がやるのは普通なのですが、成海璃子ちゃんを始めとするキュートな女の子たちまでやるのですから、すごいです。璃子ちゃんは「罪とか罰とか」でもコメディエンヌ化していましたが、この映画の顔面芸はすごいっす。しかし、いちばんすごいのがMAIKOです。彼女ってすごい美人だし、普段は気品が溢れているのに、この映画では完全に竹中マジックにはまって壊れています。彼女の「ちんすこー！！」のシーンは必見。そして映画大好きな竹中直人らしく、数々の名作のパロディーシーンが登場します。それらを見つけるのも面白いかも？？その他にもエロ男爵こと沢村一樹、EXILEのAKIRA、温水洋一、生瀬勝久、田中要次、赤井英和、六平直政、由紀さおり、斉木しげる、石橋蓮司、荻野目慶子、広田レオナ、岩松了・・・と、渋いわき役も勢ぞろい。そして私がビックリしたのが美香代の義母役で登場のクリスタル・ケイ。いいです。ナイスです。監督・出演は鬼才竹中直人。

ボルト	監督 :クリス・ウィリアムズ、バイロン・ハワード	出演：佐々木蔵之介、江角マキコ
BOLT	2009年　アメリカ映画
	ペニーは動物保護施設でとても愛嬌のある犬を見つけた。彼女はその犬にボルトと名付けた。5年後・・、ボルトはペニーの父親によってスーパードッグに改造されていた。ドクター・キャリコ率いる悪の軍団からペニーを守るため、ボルトは車よりも早く走り、ビルからビルへと飛びわたり、そして極めつけはスパーボイス！ボルトの咆哮は敵を一気に吹き飛ばす・・・。しかし、これらは全てテレビドラマの中での事。ところがボルトはその事を知らされておらず、本当に自分はスーパードッグだと思っている。そんなある日、テレビの演出でペニーが誘拐された事をきっかけに、ボルトは専用のトレーラーから外の世界へと飛び出していった。ボルトにはペニーを救出するという使命があるのだ。ペニーを探す旅の途中でネコのミトンズ、そしてボルトの大ファンだというハムスターのライノと出会う。3匹はハリウッド目指して旅をするが・・・・
	私評：あれは演技じゃないわ。あの娘は心から悲しんでいた・・・今年になって3本目の３D映画。しかも、今回はディズニー製の３Dです。これがまた、すごい迫力なんです。映画の前半でボルトが悪漢相手に大暴れをするアクションシーンがあるのですが、その迫力たるや・・・物凄いです。しかし、さすがにディズニー映画だけあって子供も楽しめる心温まるストーリーです。そしてクライマックスの火災シーンは（めちゃめちゃベタな設定ですが・）泣けました。うちのトムもボルトくらい飼い主を愛してくれているのだろうか？？今回は３Dバージョンということで日本語吹き替え版でした。ボルト役は佐々木蔵之介（英語版はジョン・トラボルタ）、ミトンズは江角マキコ（英語版はマイリー・サイラス）。アニメは日本語版のほうが良いかも？と思い始めた今日この頃。そしてピクサー映画ではおなじみの映画本編の前の短編は「メーターの東京レース」。「カーズ」のキャラクターのメーターがなんと東京でドリフト対決！？この作品の東京の描き方は日本人には苦笑かも？でも、大迫力でした！！

前回の記事も読んでね～！

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