2008/7/13

久々の試写会で見た映画は、今年一番のアクション映画。
アンジェリーナ・ジョリー、かっこ良すぎます・・・

ウォンテッド  監督:ティムール・ベクマンベトフ  出演:ジェームズ・マカヴォイ、アンジェリーナ・ジョリー
Wanted  2008年 アメリカ映画
今週のイチ押し:アカウント・エグゼクティブのウェスリーはストレスの塊のような男。太った女上司からはガミガミケチをつけられ、GFは自分と友人のふたまたを掛けている。彼はそのストレスを薬で抑えていた。そんなある日、彼はコンビニで謎の美女フォックスに声を掛けられる。「私はあなたの父親を知っている」ウェスリーの父親は彼の記憶の中にはなかった。その直後、謎の男がウェスリーとフォックスに向けて銃を放った。そして壮絶な銃撃戦。そして彼はギリシャ神話の時代から、神に代わって「運命の意志」を実行する「フラタニティー」という組織に連行される。そこでウェスリーは父親が最高の暗殺者であったこと、そして昨夜、ウェスリーを襲った男が、彼の父親を殺したことを知らされる。彼はそこで数々のトレーニングを受け、究極の暗殺者に仕立て上げられる・
私評:アイム・ソーリー・・・・・・すごい映画が出てきました。とにかく映画が始まってから110分間、ずっとアドレナリンが出っぱなし。映画のテンポのよさ、アクションのかっこ良さ、そしてブラックな小ネタで爆笑の連続というとにかく面白い作品でした。その中でも注目はやっぱりアクションシーンです。その見せ方が独特で、しかもユニークなのです。今まで見たことも、いや考えたこともないようなアクションシーンで開いた口が塞がりませんでした。いや〜、興奮しました。大満足です。主演は「つぐない」「ナルニア国物語1」のジェームズ・マカヴォイ。彼は大注目の役者ですね。そしてとにかくカッコいいアンジェリーナ・ジョリー。彼女の作品の中でも最高かも??そして「フラタニティー」のボス役はモーガン・フリーマン。そして謎の老人役で「コレクター」のテレンス・スタンプが登場します。監督はロシア人監督、「デイ・ウォッチ」「ナイト・ウォッチ」のティムール・ベクマンベトフ。
REC  監督:ジャウマ・パラゲロ、パコ・プラザ  出演:マニュエラ・ヴェラスコ
REC  2007年 スペイン映画
ローカルテレビ局のレポーターのアンヘラ。彼女の今日の取材先は消防署。和気藹々と進む取材中、出動の機会が訪れる。アンヘラとカメラマンのパブロは彼らに同行してあるアパートに辿り着く。恐怖におびえる住民たちが1Fのロビーに集まっている。彼らは住人の一人の老婆が「殺してやる!」と暴れているという。警察官、消防員と一緒に現場に向かうアンヘラとパブロの前で信じられない光景が繰り広げられる。血だらけの老婆が警察官の首に噛み付き、食いちぎってしまったのだ。重症を負った警官を担いで1Fに戻ってくるが、その直後消防士の一人が吹き抜けのロビーに顔から落ちてくる。さらに、アパートは警官たちに包囲され、外に出ることを禁止されてしまう。このアパートでいったい何が起こっているのか??・・・・
私評:すべて撮影するのよ・・・スペインを恐怖のどん底に陥れたというキャッチが気になっていたホラー映画を、ようやく見てきました。この映画は「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のように次々起こる恐ろしい事件が、カメラに写りこんでしまうという手法をとっている。アパートの中でどんどん感染して増えていくゾンビ・・。お約束のように大声で追いかけてきたり、電気が消えて真っ暗になったり・・。そして最後は・・・言いません。雰囲気は「デモンズ」に似ているかも??ドキドキのシチュエーションが続いて「どーん!!」という展開なので、映画館では女性の悲鳴があがっていました。出演者は監督の意向でわざと無名の役者を使ったそうです。でも、主演のアンヘラを演じるマニュエラ・ヴェラスコの恐怖演技はかなりグッドでした。監督は「ダークネス」のジャウマ・パラゲロと「ダーク・チャイルド」のパコ・プラザ。
ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌  監督 : 本木克英  出演 :ウェンツ瑛士、田中麗奈、大泉洋
 2008年 日本映画
高校生の楓は奇妙な都市伝説の噂を耳にした。夜にひとりで歩いていると「かごめ」の歌が聞こえてきて、女に襲われてしまう・・。さっと聞き流していた楓は、その夜独りぼっちの帰り道で「かごめ」の歌を聞く。そして闇から女が・・。必死に逃げる彼女の前に現れたのはパトロール中だった鬼太郎とねずみ男。しかし、鬼太郎は自分の中でなぜ人間のために戦わなくてはいけないのか?という疑問を抱いていた。渋々、楓を守ることを引き受けた鬼太郎。そして楓の腕に現れた鱗から、それが妖怪濡れ女の仕業と分かった鬼太郎たちの前に次々と妖怪たちが現れる。そして彼らを裏で操っているのは」「ぬらりひょん」だった・・・・・
私評:人間を守るのに理由なんかない・・・鬼太郎実写版の第2弾。前作のスタッフキャストが再集結し、さらにスケールアップ。しかし、子供を意識した温い怖さと、大人用のラブストーリーがちぐはぐで、いまいち乗り切れず。まあ、前作が前作だっただけにあまり期待していなかったので、そこそこは楽しめました。この映画の一番のウイークポイントはウェンツの演技ですね・・。それに引き換え彼を取り巻く脇役は最高です。今回のヒロイン役は若手注目株の北野きいちゃん。めっちゃ可愛い・・。そして一番のはまり役は大泉洋が演じるねずみ男。笑えました!!そして今回、敵役の妖怪のキャストがすごいです!ぬらりひょんは重鎮・緒方拳、濡れ女役は名女優・寺島しのぶという豪華さ。そして今が旬の中川翔子、星野亜紀(ほしのあき)もいいキャラクターで登場。悪乗りで佐野史郎、京極夏彦まで登場します。まあ、この辺りはかなりマニアックな見方ですが・・。監督は前作と同様、本木克英。


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