2009/7/12

ついに人気シリーズハリー・ポッターの最新作が登場。
私は大満足のできでした。もう一本は3Dアニメーションの傑作!

ハリー・ポッターと謎のプリンス  監督:デイヴィッド・イェーツ  出演:ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン
Harry Potter and the Half-Blood Prince  2009年 アメリカ映画
今週のイチ押し:ヴォルテモートの力が日に日に増大している中で、ダンブルドアはハリーにある男を紹介する。彼はダンブルドアの旧友のホラス・スラグホーン。ホラスはかつてホグワーツで教鞭をとった事があり、ダンブルドアは数々の特権と、何よりも有名なハリー・ポッターを教え子にできると仄めかし、ホラスをホグワーツに復職させた。ホラスはかつてトム・リドルとふたりきりで交わした会話の記録を改ざんしていた。ホグワーツの生徒たちは思春期の恋煩いで気もそぞろ。ハリーはロンの妹ジニーに思いを寄せているが、彼女にはディーンというBFがいた。一方のロンは彼の熱烈なファンであるラベンダーの容赦ないアタックにたじたじ。そしてラベンダーの熱いキスでロンは落ちてしまう。密かにロンを想っているハーマイオニーだが、気の強い彼女は嫉妬を顔には出さなかった。華やかな生徒たちの色恋の中で、ひとり暗い表情の男がいた。彼はハリーに対していつも敵対心を抱いているドラコ・マルフォイ。彼はヴォルテモートから、ある指令を受けていた・・
私評:そうだ!私が混血の王子だ!・・・・ハリー・ポッター・シリーズもついに6作目。悪の権化ヴォルテモートは着々と復讐のシナリオを実行している。その事をいちばん理解しているダンブルドアは、唯一ヴォルテモートの事を阻止できる者がハリーである事を知っていて自分の持っているすべてをハリーに教え込もうとする・・。今作ではヴォルテモートはほとんど登場しないのですが、彼の“影”が全編に見え隠れする。そしてその偉大さが画面から伝わってくる。彼との戦いが近いことを知っているハリーは神経もピリピリしているのですが、そんな中でも友情を育み、そして恋にも・・・。これらのシーンは暗い展開になりそうな物語の華であり、一服の清涼剤でもあります。そしてクライマックスでは、主要人物のひとりが殺されてしまう。そのシーンは知っていても泣けますよ。そして次回作は最終章に突入。2部作に分けて公開されるらしいのですが、これまた楽しみです。キャストは前作とほとんど同じ。新たなキャスティングとしてはホラス役で「ムーランルージュ」のジム・ブロードベントが登場します。監督は前作同様デヴィッド・イェーツ。彼は次回作も監督します。最後に・・・、映画の中でパーティーのシーンがあり、ハーマイオニーこと、エマ・ワトソンがドレスで登場するのですが、その胸元がセクシー!!
モンスターVSエイリアン  監督:ロブ・レターマン、コンラッド・ヴァーノン  出演[吹き替え版) :ベッキー、日村勇紀 
Monsters Vs Alien  2009年 アメリカ映画
今週のイチ押し:その日はスーザンにとって生涯で最良の日となるはずだった。大好きなデレクとの結婚式だ。しかし、空から降ってきた謎の隕石が彼女を直撃。幸い命は取り留めたが、式の最中急に彼女の体が緑色に輝きだし巨大化!ついには教会の屋根を突き破ってしまった。そこに駆け付けた軍隊によってスーザンは捕獲されてしまう。彼女が目を覚ますと見たこともない建物の中。そこには奇妙な生き物がいた。天才的頭脳を持つゴキブリコックローチ博士、ゼラチン状で脳ミソがない生物ボブ、サカナとサルのハーフ、ミッシングリンク、そして100mもある巨大昆虫ムシザウルス。彼らはこの施設に長きに渡って監禁されていたモンスターだった。ところが、その頃アメリカには巨大なエイリアンロボットが飛来していた。大統領がファーストコンタクトを図るが見事に失敗!ついにエイリアンは攻撃を開始する。そんな時に大統領の前に現れたのはモンスターたちを管理しているモンガー将軍。彼のモンスターVSエイリアン作戦が開始される。モンスターたちも施設の外に出られるので大喜び。しかし、相手は想像以上に強敵だった・・
私評:あなたたち私を助けにきてくれたのね・・・・・今回の作品は3Dアニメの上映。3Dバージョンだと吹き替えしかないのが残念なのですが・・・。しかし、さすがにアニメの3Dはすごい迫力です。のっけからすごい迫力で飛び出してくる映像にビックリ。しかも、昨今の技術の向上ですごくリアルなのです。ストーリーはあまりに能天気すぎる感もありますがとにかくテンポが良いんです。そしてキャラクターがみんな面白くて笑えました!!特にスライムみたいなボブと敵エイリアンのボスはサイコー!!キャラクターグッズが欲しいです(笑)!!日本語版の声優は…スーザン役は人気マルチタレントのベッキー。溌剌とした演技はキャラクターにピッタリ。そして驚きの配役がボブ役の日村勇紀(バナナマン)!彼のアテレコはマジでうまいです。というか、キャラクターにピッタリ!オリジナルの声優はスーザン役でリース・ウィザースプーン、そしてモンガー将軍役でキーファー・サザーランドが演じています。こちらもぜひ、観てみたい!!個人的には大統領がファーストコンタクトをするシーンがかなり好きです。大爆笑!監督は「シャーク・テイル」のロブ・レターマンと「シュレック2」のコンラッド・ヴァーノン。
30デイズ・ナイト  監督 : デヴィッド・スレイド  出演:ジョシュ・ハートネット、メリッサ・ジョーンズ
30 Days of Night  2007年 アメリカ映画 
ここはアラスカ州のバロウ。冬になると太陽が昇らない日が30日間も続く。若き保安官のエバンは妻のステラと離婚協議中。ステラは極夜の町を抜け出すため、飛行機の切符を手に入れていた。そんな中で住民の飼っていたそり用の犬が何者かに惨殺された。そして酒場でいざこざを起こしていた怪しげな男は「もうすぐ<奴ら>がやってくる」と意味不明な言葉をつぶやいていた。すると突然、町中が停電になり、電話も不通になってしまう。発電所に急行したエバンはそこで無残に殺され、生首を晒された管理人を発見する。怪しげな男が予言していたのはヴァンパイアの群れだった。日光を嫌う彼らにとって、この町の極夜は最高に活動しやすい場所で、しかもここも住人たちは彼らの餌だった。超人的な力で次々と人々を襲うヴァンパイアたちに成す術もないエバンたちはじっと息を潜め隠れることしかできなかった・・
私評:これでお別れだ・・・・ヴァンパイア映画大好きです!しかも、この映画の舞台は極夜でいわばヴァンパイアのパラダイス。そんなヴァンパイアが前半は大暴れ。とにかく殺戮を繰り返していきます。その壮絶なシーンはホラーファン必見です。そんな絶望的なシチュエーションの中で、結構感動的な人間ドラマも繰り広げられます。そしてヴァンパイアに噛まれ、奴らの仲間になる事を嫌い、人間としての尊厳を抱いたまま、そして仲間を守るために特攻していく男たち・・・。私はこういう話に弱いんです。そして極めつけはラストで妻と仲間たちを守るためにエバンが選ぶ究極のヴァンパイア対処法(?)!このシーンはかなり感動的でした。ホラー映画なのに?と思われるかも知れませんが、騙されたと思って観てください!主演は「シン・シティ」のジョシュ・ハートネット。彼の妻役は「悪魔の棲む家」のメリッサ・ジョージ。そしてヴァンパイアのリーダー役は「トゥモロー・ワールド」のダニー・ヒューストン。(彼はあの名匠ジョン・ヒューストンの息子)この映画のプロデューサーは「死霊のはらわた」「スパイダーマン」のサム・ライミです!監督は「ハード・キャンディ」のデヴィッド・スレイド。
ウィッチマウンテン 地図から消された山  監督 : アンディ・フィックマン  出演 : ドウェイン・ジョンソン、アナソフィア・ロブ
Race to Witch Mountain  2009年 アメリカ映画
ラスベガス近くの砂漠に宇宙からの飛行物体が落ちた。さっそくそれらの回収に向かった国家秘密部隊。そこで彼らは宇宙人の足跡を発見する。それは人間の子供と同じものだった。ジャックは、その車の運転の腕を買われ、あぶない稼業に手を染めていたが、今はイエローキャブの運転手。そんなある日彼が運転する車にいつの間にか二人の少年少女、セスとサラが乗り込んできた。彼らはジャックに大金を見せ、方角だけを示した。ネバダの荒野を走っていたタクシーに急に数台のSUV車が襲いかかってきた。そこでジャックはふたりのとんでもない力を見せつけられた・・。謎の車を振り切った彼らは山の上に立つ古い小屋に辿り着いた。しかし、そこで彼らを待ち受けていたのは少年たちを抹殺しようとする別のエイリアンだった。セスとサラは命懸けのミッションを背負って、この地球にやってきたのだ。ジャックは彼らを助けるために、一緒に行動をするが・・・・
私評:彼は信じられるわ・・・エリア51、ロズウェル事件などと同様にアメリカの国家権力によって統治されている「ある事さえも知らされていない場所」。それがウィッチマウンテン。今回は地球の子供の姿をしたふたりのエイリアンとタクシー運転手、そして天体物理学者が悪のエイリアンの追手をかわしつつウィッチマウンテンに辿りつくまでをスリリングに、そしてコミカルに描いています。ディズニー映画なので人が死んだり、流血の戦いがあったりはしませんが、ファンタジー映画としてアメリカでは大ヒットしたらしい・・。しかし、子供用と言ってしまうにはもったいないくらいの楽しさが詰まった映画ですよ。もちろん、CG特撮のすごいシーンも満載。しかも、90分というお手ごろサイズなのも良いです。ジャック役は「スコーピオンキング」のドウェイン・ジョンソン。(元はザ・ロック)マッチョな彼ですが、コミカルな演技が得意なんですよね〜!そしてサラ役は「チャーリーとチョコレート工場」のアナソフィア・ロブちゃん。彼女もどんどんきれいになっていく・・。これからが楽しみな女優です。そしてセス役は「光の六つのしるし」のアレクサンダー・ルドウィグ。そして怪しい学者役で「プリティ・ウーマン」の監督ゲイリー・マーシャルが出演しています。監督はアンディ・フィックマン。
MW ムウ  監督 : 岩本仁志  出演 : 玉木宏、山田孝之、石田ゆり子
 2009年 日本映画
16年前、沖乃真船島で島民600人が死亡した。多くの者が毒ガスで、かろうじて生き残った者も毒の感染を恐れ虐殺された。その島で二人の少年が生き残った。地獄絵を目撃したふたり。ひとりは結城美智雄。彼は表向きはまじめな銀行員だが心は悪魔の男に成長した。そしてもうひとり賀来裕太郎は神に救いを求めて神父になった。そして結城は16年前の事件に関わった者たちに復讐を開始する。大手ゼネコンの役員・岡崎の娘をタイのバンコックで誘拐し1億円の身代金を要求。しかし、結城は最初から娘を助ける気持ちはなかった。そして一番残酷な方法を選んだ・・。次に結城が選んだターゲットは銀行の上司。彼を通して外務大臣の望月に揺さぶりを掛けるのが目的だった。一方、新聞社に勤める牧野京子はタイでの岡崎の事件を追っていたが、沖乃真船島と岡崎、そして望月の繋がりを発見する。タイの事件以来、結城に目をつけていたのが警視庁の沢木。彼は執拗に結城の後を追うが・・・・
私評:俺たちが味わった地獄に比べれば、まだまだ生ぬるい・・・・手塚治虫の原作という事で、以前からかなり興味を持っていた作品です。(マンガは読んでいません)人間が抱く復讐心の行き着くところ。両極端のディスティネーションに辿り着いた二人の主人公たち。緻密なまでに着実に復讐を重ねていく悪魔のような男と、神に心を委ねた男という設定が良いですよね〜。そんなふたりを演じるのは旬のイケメン俳優たち。このふたりが良い演技を見せます。そしてオープニングでのバンコックのカーチェイスを含むアクションシーンやクライマックスの米軍との共同作戦など、壮大な話を見事にまとめた演出もお見事。日本映画はやっぱり確実に進化していますね。結城役は「真夏のオリオン」の玉木宏。「真夏の・・」では温和で勇気ある艦長を演じた彼が、この映画では悪魔のように冷徹で残酷な男を好演。そして賀来役は「手紙」の山田孝之。その他、新聞記者の京子役を石田ゆり子、沢木役は石橋凌、そして教会の孤児役で山下リオが出演。監督は「明日があるさ The Movie」の岩本仁志。


前回の記事も読んでね〜!



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