2013/6/22

6月はプライベートで大きな事件がありレビューもかけず・・。
ようやく落ち着いてきました。今回は第1弾。まだ、6作品が書けてない・・・

華麗なるギャツビー  監督 : バズ・ラーマン  出演 :レオナルド・ディカプリオ、トビー・マグワイア
The Great Gatsby  2013年 アメリカ映画
今週のイチ押し:1920年代、ニューヨーク。世界が浮かれて札束が飛び交う。その中でも特に目を引く大富豪はジェイ・ギャツビー。彼の大邸宅で毎夜のように行われる豪華絢爛なパーティはセレブの証明だったが、ギャツビーの素性は謎だった。ギャツビー邸の隣の小いさな家に住んでいる証券会社に勤めるニックの元に、ギャツビーからパーティの招待状が届く。初めて訪れたギャツビー邸はニックにとっては別世界。広大な庭、邸内にはプール、そして豪華なシャンデリア、最先端のファッションと音楽が溢れている。そこでニックはついにギャツビーと対面する。彼が見つめる湾の向こう側にはニックの従姉妹のデイジーと彼女の夫のトムが住む邸宅がある。ニックはそこで知り合ったプロゴルファーのジョーダンとパーティ会場で再会した。ジョーダンはギャツビーにある事を依頼されていた。それはニックの家でデイジーとお茶会を開くこと。実はふたりには秘められた過去があったのだ・・
私評:彼の想いは全てを越えてしまった・・・フィッツジェラルドの名作の映画化。私は70年代に製作されたロバート・レッドフォード版の「華麗なるギャツビー」が大好きで、つい先日もブルーレイが発売されたので買って見たばかり。しかし、この作品の唯一、私が気に入らないのがデイジー役のミア・ファロウ。(個人的な感想ですが)彼女は華がないです。今回の作品は前作よりさらに絢爛豪華で、しかも3D作品。パーティのシーンでは自分も中に混ざっているような感じがしました。また、音楽もめちゃめちゃオシャレ。原作の素晴らしさは折り紙つきなので、あとはこの作品をどう料理するか??私にはたいへん美味しい作品となりました。ギャツビー役は「タイタニック」のレオナルド・ディカプリオ。レオのファンには悪いですが、彼のギャツビーはイマイチ。レッドフォードみたいな気品が感じられない・・。デイジー役には「ドライブ」のキャリーマリガン。彼女のデイジーは美しさも演技も完璧!ニック役には「スパイダーマン」のトビー・マグワイア。監督は「ムーラン・ルージュ」「オーストラリア」のバズ・ラーマン。21世紀のグレート・ギャツビーは本当に煌びやかです!
イノセント・ガーデン  監督 : パク・チャヌク  出演 : ミア・ワシコウスカ、ニコール・キッドマン
Stoker  2012年 アメリカ映画
今週のイチ押し:18歳のインディア・ストーカーは繊細で研ぎ澄まされた五感を持っている。学校では成績は優秀だが変わり者で仲間外れにされている。そんな彼女の父親が不審な死を遂げる。毎年、インディアの誕生日には父からのプレゼントが隠されていて同じデザインの靴が贈られていた。しかし、今年は箱の中に一本の鍵が納められていた。母親のエヴィとはずっと心が通わずにいる。父の葬儀の日、彼女にだけ聞こえる声で遠くから男が話しかけてきた。彼は長年に渡りゆく不明だった叔父のチャーリーだった。エヴィも会った事がないが、チャーリーはストーカー家に滞在する事になった。翌日、チャーリーと口論していた家政婦のマクガーリックが姿を消した。夫との仲が冷めていたエヴィはチャーリーに首ったけ。周りに不思議な魅力振りまくチャーリーの正体とは??・・
私評:友達になりたい・・・韓国の映画監督、パク・チャヌクがハリウッド進出。そんな作品に魅力的なキャストが集まった。作品はハリウッドテイストをまったく感じさせないセンシティブで、そして美しいミステリー。鋭い感覚を持つインディアの聴覚の世界を体感するため、日頃は耳にしない物音やノイズを拾い静寂の中で物語が進んでいく。そんな演出がこれまでにない緊張感を醸し出します。私が好きなシーンはインディアとチャーリーがピアノの連弾をするところ。このシーンはめちゃめちゃエロチックでした。主演は「アリス・イン・ワンダーランド」「永遠の僕たち」「アルバート氏の人生」のミア・ワシコウスカ。彼女も着々と名女優へのキャリアを重ねています。エヴィ役は「ムーラン・ルージュ」のニコール・キッドマン。相変わらず美しい!!チャーリー役には「ウォッチメン」のマシュー・グード。その他、「ヤング・ガン」のダーモット・マローニー、「世界にひとつのプレイブック」のジャッキー・ウィーヴァー。監督は「JSA」「オールド・ボーイ」「親切なクムジャさん」のパク・チャヌク。
二流小説家 シリアリスト  監督 : 猪崎宣昭  出演 : 上川隆也、武田真治、小池里奈
 2013年 日本映画
今週のイチ押し:小説家の赤羽一兵は45歳になるが、未だにヒット作はない。今は官能小説に寄稿して生計を立てている。そんな彼の元に死刑囚の呉井大悟から手紙が届く。呉井は自称写真家だが、4人の女性を殺害した罪で捕まった。被害者の3人は首から上を切断された写真を撮影されていて、頭部は未だに発見されていない。そんな呉井が赤羽に告白本を書いてくれと依頼してきたのだ。一度は躊躇したものの、姪の亜衣のプッシュもあり彼は呉井の弁護士の前田を訪ねた。彼女は呉井の無実を信じていた。そしてついに拘置所で呉井と対面した赤羽は、その場で呉井から独占の情報を与えるための条件を出される。それは呉井の熱狂的な信者である3人の女性を取材し、彼女たちと呉井の官能小説を書くこと。赤羽は彼女たちを取材し呉井のためだけの官能小説を書き始める。そして全ての取材が終わった時、彼女たちに悲劇が・・
私評:事件はまだ終わっていない!!・・・「誰にも読めない結末」が売りになっているこの映画。しかし、本当に読めませんでした。途中でけっこう無理やりこじつけたような展開があるものの、私はミステリー作品として存分に楽しめました。活字では表せないキャラクターの「胡散臭さ」みたいなものの描き方が見事で、「もしかしてこいつが犯人かも??」みたいな思わせぶりの演出が好きです。事実、私はすっかり騙されました。それもそのはず、この作品のシナリオは4人の共作。「臨場」の尾西憲一、「遺留捜査」の伊藤洋子、「しあわせのパン」の監督も務めた三島由紀子、そして監督という濃いメンバーです。主演は映画初主演の上川隆也。あまり上手くはないけど良い雰囲気を持っています。呉井役には「七人のおたく」「御法度」の武田真治。彼の凄まじいばかりのハイテンションな演技は必見!その他、高橋恵子、片瀬那奈、平山あや、小池里奈、伊部雅刀、戸田恵子、本田博太郎などなど、錚々たる脇役陣。監督は21年ぶりに復活した「金田一耕介の冒険」積木くずし」の猪崎宣昭。
G.I.ジョー バック2リベンジ  監督 : ジョン・チョウ  出演 : ドウェイン・ジョンソン、ブルース・ウィリス
G.I. Joe Retaliation  2013年 アメリカ映画
アメリカ大統領になりすまし、国を動かしているのは悪の組織コブラの一員ザルタン。彼は憎きGIジョーに復讐をすべく彼らを裏切り者として抹殺しようとしていた。パキスタンの大統領の救出作戦に出向いたGIジョーは突然の奇襲を受け、大半のメンバーが死んでしまう。犠牲者の中には隊長のデュークもいた。邪魔者がいなくなったコブラは世界侵略のために動き始める。各国の首脳を集めて自国の核爆弾を自爆をさせて地球上から核をなくした後、最新鋭の衛星ミサイルをロンドンに撃ち込んだ。その恐るべき破壊力で世界は一瞬のうちに恐怖に突き落とされた。生き残ったGIジョーのメンバーは伝説の初代ジョーと呼ばれたジョー・コルトンに望みを託した。引退生活を送っていたジョーと最強の戦士たちが立ちあがった・・・・
私評:世界が危ない。反撃だ・・・・すごいアクション映画でした。IMAX3Dで見たのですがとにかく画面いっぱいに展開するアクションに悶絶。3Dの威力も存分に発揮されています。特にすごかったのは山岳地の崖でのバトルシーン。高所恐怖症の私は思わずチビりそうでした(笑)。また、この映画はCGや爆薬のアクションも然ることながら、肉弾戦のアクションがすごい!色々な意味で多種多様なテイストのアクションを楽しめる映画ですね。主演は「ワイルド・スピード MEGA MAX」のドウェイン・ジョンソン。マッチョな彼が出るだけで映画が締まる!初代ジョー役は「ダイ・ハード」のブルース・ウィリス。彼はどの作品に出てもジョン・マクレーン(笑)。そして悪のコブラの一員のストーム・シャドウ役は韓国のトップスター、イ・ビョンホン。1作目の主演のチャンニング・テイタムも前半に登場します。監督はダンス映画「ステップ・アップ2」「ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー」のジョン・チュウ。


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