2010/6/20

先週末にゴルフに行って以来、すごい腰痛で
映画館でもじっとしていられません・・。早く治さなくちゃ・・
今回のイチ押しは人気アニメ原作のパート2

アイアンマン2  監督:ジョン・ファブロー  出演:ロバート・ダウニー・Jr、ミッキー・ローク
Ironman 2  1910年 アメリカ映画
今週のイチ押し:マスコミの前で自分自身がアイアンマンであることをカミングアウトしたトニー・スターク。そんな彼のテレビ放送をロシアで見つめる親子がいた。その父親、アントン・ヴァンコはかつて、トニーの父親の元で研究をしていたが解雇され、それ以来スターク・インダストリーには恨みを抱いていた。そしてアントンはその恨みを抱いたまま死んだ。その遺志を継いだ、息子のイヴァンはトニーの開発した装置に匹敵する武器を開発した。一方のトニーは自ら開発したパワードスーツで世界平和のために戦っていたが、その強力さゆえに軍からはパワードスーツを明け渡すよう命令される。しかし、トニーはその命令を承諾しなかった。そんな時、トニーはモナコグランプリに自ら出場していた。そこに突然現れたのは強力な武器を携えたイヴァン。なんとか、イヴァンを封じ込めて逮捕に導いたトニーだったが、トニーに恨みを抱いていたのはイヴァンだけではなかった。そしてアーク・リアクターの過度の使用により、トニーの体に異変が起こる・・
私評:今日から君がCEOだ・・・今回もワクワクするようなアイアンマンの戦いに大興奮。しかも、今回はロシアからの最強の刺客イヴァンが登場する。彼の手によって作られたウォーマシーンと戦闘用のロボット(?)がまた、カッコいいんです。アイアンマンとの戦いのシーンはド迫力の展開で、まさに息をもつかせぬ映像。そして今回、CEOになったペッパーに替わってトニーの秘書になったナタリーや、トニーのライバル社のハマーなど、新たなキャラクターが追加されているのですが、彼らがとても魅力的です。さらにはトニーの友人である軍人ローディが、パワードスーツを着て大活躍。とにかくパート1を超えてやろうという意気込みが随所に感じられました。主演は前作に引き続き「シャーロック・ホームズ」のロバート・ダウニー・Jr。彼のテキトウな感じもキャラクターと合っていてグッド。トニーの右腕ペッパーには「デュエット」のグウィネス・パルトロウ、前作ではテレンス・ハワードが演じたローディ役には「ホテル・ルワンダ」のドン・チードル。ナタリー=ブラック・ウィドー役にはめちゃめちゃセクシーな「マッチ・ポイント」のスカーレット・ヨハンソン。そして強敵イヴァン=ウィップラッシュには「レスラー」のミッキー・ロークという豪華な顔ぶれです。監督は劇中でトニーのボディガード役でも登場するジョン・ファブロー。 エンドクレジットの後に、意味深なシーンが登場するので、最後まで席を立たないように! 
アウトレイジ  監督 : 北野武  出演:三浦友和、椎名桔平、加瀬亮
Outrage  2010年 日本映画 
巨大なやくざ組織『山王会』の幹部が集まる総会で、池元組の組長は本家の若頭の加藤に呼び出され釘を刺される。池元は弱小ながら姑息なやくざ村瀬組と陰で組んで動いていたのだ。加藤は池元に村瀬を締めるよう指示される。そんな厄介事が起こると呼び出されるが池元の配下にいる大友組の組長である大友。大友は村瀬のシマに事務所を構え、嫌がらせを開始した。マル暴の刑事・片岡は大友の学生時代の後輩で、やくざと刑事という立場ながら秘密裏に情報交換をしていた。村瀬組の若頭の木村は不祥事を起こした若い組員の指を持って大友に謝罪に出向くが、大友に顔面をめった切りにされてしまう。そんな弱小のやくざたちの諍いを、陰でコントロールしているのは山王会会長の関内。大友たちは関内の手の中の駒にしか過ぎないのだ。調子の良い事ばかり言っては、大友を振り回す池元にたいして、大友はついにブチ切れる・・・・
私評:ひとりくらい生きてねえと、結果がわかんねえじゃねえか・・・カンヌ映画祭でも賛否両論を巻き起こ押し、良い意味でも悪い意味でも話題になった今作。まあ、予告編を見れば分かる通り、問答無用の暴力の嵐。監督がいつもこだわっている『リアル』な暴力シーンが次から次へと展開されます。銃で頭を撃ち抜くシーンが普通に見えてしまうほど、すごいシーンが次から次へと・・。特に「歯医者のシーン」と「首に縄をつけて・・・」のシーンは鳥肌が立ってしまいました・・。まあ、こういう映画をエンターテインメントと呼んで良いのかどうかは分かりませんが、私はけっこう好きな作品です。とにかく出てくる男たちがマジでカッコイイんです。ビートたけしは置いといて・・(笑)、総本山の若頭の加藤には三浦友和、大友組の若頭には椎名桔平、大友組員の金庫番には加瀬亮、貫禄たっぷりの会長・関口役は北村総一郎、調子がイイが根っからワルの池元には國村隼、その若頭には杉本哲太、マル暴の刑事には小日向文世というやくざ映画の常連と新人が見事なアンサンブル。特に三浦友和演じる加藤はめちゃめちゃカッコ良かったです・・。監督は主演も兼ねるビートたけしこと、北野武。この映画は好き嫌いがはっきり出る映画ですね。


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