2007/6/6

またしてもレビューをためてしまった・・・。一ヶ月ぶりのレビューです。
しかも、5つだけ・・。イチ押しは私のミューズニコール様の新作と、
ご機嫌なクライムアクション映画です

毛皮のエロス ダイアン・アーバス幻想のポートレイト  監督:スティーブン・シャインバーグ  出演:ニコール・キッドマン、ロバート・ダウニーJr
FUR-An Imaginary Portrait of Diane Arbus  2006年 アメリカ映画
今週のイチ押し:1958年、ニューヨーク。裕福な毛皮商人アーバス家の娘のダイアンは最新毛皮ショーの舞台裏で大忙し。写真家の夫、リッチなゲスト、そしてモデルにまで気を遣いまくる。彼女はブルジョワな生活にも嫌気が差していた。ショーの当日、同じアパートに引っ越してきた男がいた。窓から外を眺めていたダイアンは奇妙なマスクをつけた男を発見した。彼はコートを羽織り、マスク、襟巻きで顔を隠していた。見えるのは目だけ。その目がダイアンの脳裏にしっかり焼きついた。それから2週間後、その異型の男に興味を持ったダイアンは夫からもらったカメラを持って、思い切って彼の部屋を訪れた。しかし、そのドアノブに手を掛ける事もできない。ついに彼はダイアンのことを部屋に招き入れるが、そこで彼女が見たのは多毛症でライオンのように毛むくじゃらの男だった。驚きと同時にますます彼に対する興味が増すダイアン。そして徐々に彼の秘密に近づいていく・・
私評:あなたの肖像を撮りたいの・・・・4年前に私がイチ押しにした「セクレタリー」という映画があります。変態チックで、エロいこの映画は何ともいえない雰囲気とリズムを持っている。今でもこの映画が大好きで、時々DVDで観ています。その監督の新作で、しかも主演が私のミューズであるにコール・キッドマンとくれば、観ずにはいられない映画ですよね。この映画がまた素晴らしかった。まさに変態エロの映画なのですが、それが不思議なオブラートに包まれ官能的で、しかもアーティスティックな雰囲気を見事に醸し出すのです。もちろん、ニコール・キッドマンの素晴らしい演技も大きな要因なのですが、これは監督の技量に拠るところが多いと思います。ニコールの演じるダイアン・バースは実在した女性フォトグラファー。この映画では彼女の大いなる変貌。どこまでがフィクションで、どこまでが事実なのか??共演はアヤシイ演技ならお手の物のロバート・ダウニー・jr。彼の素顔を見られるのは最後のほんの数分だけです。監督はスティーブン・シャインバーグ。それにしてもニコール様は相変わらず美しい・・。
スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい  監督:ジョー・カーナハン  出演:ライアン・レイノルズ、レイ・リオッタ
Smokin' Ace The Hit Goes Down  2007年 アメリカ映画

今週のイチ押し:舞台はラスベガス。この街のマフィアを一掃しようとFBIの捜査が進む。そして最後に残った超大物は“コーザ・ノラスト”のボスプリモ。今夜もふたりの捜査官が張り込みをしていた。そしてついに彼の部下の盗聴に成功。内容は「ボスがイズラエルを殺すためスウェーデン人の殺し屋を雇った。そのイズラエルの心臓を欲しがっている。彼を誘拐して身代金をガッポリ・・・」イズラエルの心臓に賭けられた賞金はなんと100万ドル!ところでイズラエルって??彼はラスベガスで名を馳せたマジシャンで通称は"エース“。しかし、彼は裏の顔を持っていたのだ。エースの心臓に懸けられた賞金の噂は世界を駆け巡り、名うての殺し屋たちがラスベガスに集結する。果たして誰が賞金を手にするのか?それとも??・・

私評:説明はワシントンでする。今は・・・怪しい俳優が揃った超ハイテンションのクライムサスペンスです。刻一刻と迫るエース暗殺のとき。ラスベガスのホテルに7人の殺し屋が集結し、一気に銃弾が炸裂。そのシーンの凄まじさといったら・・・。メチャメチャ面白かったです。ユニークな殺し屋たちがあの手この手でエースを狙う。そしてそれを阻止しようとするFBIの面々。近年稀に見る迫力でした。しかし、その計画にはとんでもない罠とそして「勘違い」が・・・。ラストのどんでん返しは傑作ですよ〜。出演者はFBI捜査官を演じるレイ・リオッタ、ライアン・レイノルズ、そしてアンディ・ガルシア。エース役はジェレミー・ピヴェン。めちゃ美しい女殺し屋にRBシンガーのアリシア・キーズ。名前は一番先に出るけどあっという間に物語から退場するベン・アフレック・・などなど。そしてさまざまなジャンルを寄せ集めた音楽も最上級の出来です。監督は「ナーク NARC」のジョー・カナハン。彼は只者じゃない・・
パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド  監督:ゴア・バービンスキー  出演:ジョニー・デップ、キーラ・ナイトレイ
Pirates of the Caribbean At Worl's End
 2007年 アメリカ映画
海の魔物クラーケンによって海の藻屑と消えたジャック・スパロウ船長。ブードゥー経の預言者ティア・ダルマの提案で「世界の果て」までジャックを連れ戻しに出かけることになったエリザベス、ウィル、そしてティアの手によって蘇ったバルボッサ船長。彼らは「世界の果て」の地図を持つシンガポールの海賊サオ・フェンを訪ねた。やっとの思いでジャックの奪還に成功したその頃・・、世界征服をもくろむ東インド貿易会社のベケットはデイヴィー・ジョーンズの心臓を手に入れ海賊たちを次々と葬っていた。いまや海賊が生き延びるには9人の伝説の海賊を招集し、一丸となって戦いを挑むしかない。そして海賊の首領たちの会議でジャックは意外な人をリーダーに選ぶが・・・・
私評:ヨーホーヨーホー 掲げろ髑髏の旗を〜♪・・・パイレーツ・オブ・カリビアンの(一応)完結編。前作の最後で色々とネタ振りをされていたので、この映画のファンは観ずには居られないでしょう!?今回もアクションの見せ場の連続で、かなり体力を必要とします。しかも、上映時間が2時間49分!ちょっと長すぎ??あらすじも内容が濃すぎて半分も書けません・・。それにしてもこの映画の映像はすごい。巨大な渦に巻き込まれる船、大船団の壮絶バトル、そして生身のアクションもビックリするような映像の連続。主要キャストはかなり危険なアクションを強いられています。今作でいちばん目を引いたのはキーラ・ナイトレイです。1作目ではお嬢様だった彼女が、海賊に混ざり、彼らを率いるまでに成長。男勝りなセリフも板についています。もちろん、アクションシーンも見応え十分。ジョニー・デップは相変わらず彼のペースで、良いタイミングで笑わせてくれます。オーランド・ブルームは脇役に追いやられていましたね。そして今回、ジャックの父親役でローリングストーンズのキース・リチャーズが登場します。出番は少ないのですが、ギターまで披露してくれるんですよ!監督は3作通してゴア・バービンスキー。さて、彼らの行く末は劇場でお楽しみください。
リーピング  監督:スティーブン・ホプキンス  出演:ヒラリー・スワンク、アナソフィア・ロブ
The Reaping  2007年 アメリカ映画
大学で教鞭をとるキャサリンは、かつて聖職者として布教活動をしていたがある事件で夫と娘を失い信仰を捨てていた。いま、彼女はこの世の超自然現象を解明し、証明する第一人者。そんな彼女の元に「ヘイブン」という小さな沼地の町で起きている現象の解明依頼がきた。ヘイブンでは一人の少年の死を境に川の水が血のように真っ赤になってしまったという。町を訪れたキャサリンはさっそく解明に乗り出すが、そこで彼女が目にしたものは、まさに神憑り的で科学の説明がつかない。川の水も人間の血液であることが判明する。そこで起こる事象は旧約聖書の「十の災い」に沿って起こっていく。町の人々はローレンという謎めいた少女が災いの源だというが・・・・
私評:この新しい命も・・・真っ赤な川、ぶよや蛙の大発生、疾病、腫れ物、雹、そしてこの映画の予告でも謳っている「イナゴ」・・。次々と起こる超自然現象に真っ向から立ち向かうヒロインがこの映画の見所。災いの数々も21世紀の映像技術で見れば、それはそれは恐ろしい映像になっていきます。しかし、聖書というのはしみじみ読んだことがないのですが、こんな恐ろしい記述もあるんですね・・。そしてクライマックスで町を闇が襲うシーンはかなりの迫力。でも、一番ビックリしたのは真っ赤な川に落ちてきた○○○。主演はオスカーを2回受賞している名実ともに名女優のヒラリー・スワンク。今回はしっかり「女性」を演じているのですが、怪奇現象に真っ向から向かっていく姿は彼女ならでは。そして遠くアフリカの地から彼女の助言を与える神父役には「クライング・ゲーム」のスティーブン・レイ。そして注目は謎の少女を演じるアナソフィア・ロブちゃん。彼女は「チャーリーと・チョコレート工場」でずっとガムを噛んでいた生意気な女の子です。監督は人気TVシリーズ「24」のパイロット版を作ったスティーブン・ホプキンス。
ドリーム・クルーズ  監督:鶴田法男  出演:木村佳乃、ダニエル・ギリス
Dream Cruise  2007年 アメリカ映画
弁護士のジャックは彼の大顧客である斉藤英治を訪ねて、彼のクルーザーがあるマリーナを訪れた。ジャックは英治の妻の百合と不倫関係にあった。そして3人は英治のクルーザーで出かけることになった。しかし、ジャックは少年時代に海での事故で弟を亡くして以来、海に対して一方ならぬ恐怖を抱いていた。海に出てまもなく、クルーザーのスクリューに何かが絡み船は止まってしまう。英治はひとり海中で原因を調べると、そこに絡んでいたのは人間の髪の毛だった。徐々に態度が豹変する英治。実は彼の前の妻は百合と結婚する前に失踪していたのだ。一方、ジャックは死んだ弟の亡霊に怯え始める。そしてついに邪悪な怨霊が彼らの前に姿を現す・・・・
私評:絶対に許さない・・・・もうこの手のホラーは出尽くしたと思っていたのですが、なんと日本人監督がハリウッド資本でこんなホラー映画を作っていました。そしてまた、貞子もどき&伽椰子もどきみたいなのが登場します。しかも、今度は海が舞台だけに緑色のヌメーっとした女。これがのそりのそりと近づいてくる。ワンパターンだな〜と思いつつも、映画館で見るとけっこう迫力があるんですよね〜。(しかも、映画館がめちゃめちゃ空いていて観客は私とカップルの3人だけ・・)主演は帰国子女の代表木村佳乃とハリウッド映画に出まくる石橋凌。ふたりとも英語がうまいです!ジャック役は「スパイダーマン2」で花嫁に逃げられたダニエル・ギリス。緑の亡霊役は「いぬごえ」「インプリント ぼっけえ、きょうてえ」の蜷川みほ。監督は「リング0」「予言」の鶴田法男。原作は「リング」の鈴木光司です。 


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