2016/6/4  

またしても1ケ月分溜めてしまいました。
頑張れ!おれ!

アイ・アム・ア・ヒーロー  監督: 佐藤信介  出演 : 大泉洋、有村架純、長澤まさみ
I Am A Hero  2015年 日本映画
今回のイチ押し:漫画家の卵で、現在はアシスタントの雑用をしている鈴木英雄。現在は恋人の“てっこ”にほぼ養ってもらっている状態。ふたりの仲も険悪だ。そんな時、てっこに変異が起こる。異様な姿になり英雄に襲い掛かってきたのだ。なんとかてっこを振り払い、街に逃げ出すとそこにはてっこと同じウィルスの感染した人たちが溢れ、人々を襲っていた。逃げ惑う群衆に紛れる英雄は比呂美という女子高生と出会う。ふたりはタクシーの乗りこみ街を離れるが同乗していた千倉という男がウィルスに感染していて車内はパニックになり、車は横転してしまう。なんとか生き延びた英雄と比呂美はネットでウィルスの情報を入手。ZQNと呼ばれるウィルスは感染者に噛まれることで伝染するのだ。標高の高い所では感染しないという情報を得たふたりは富士山を目指す。しかし、比呂美はZQNに感染していた・・
私評: あんたカッコイイね。私は逃げた・・・各国のファンタスティック映画祭で賞を獲りまくっているホラー映画です。過激なシーンが多いのでR15指定ですが、これは致し方ない。だってこれくらいの映像にしないとゾンビ映画としては不完全になってしまう。しかし、今をときめく役者陣がゾンビをガンガンやっつけるという構図がなんとも痛快。だけど不思議な感じもします。また、この映画の面白さは基本的には銃がない日本が舞台だという事。海外だと銃で頭をぶち抜くのが通常なのでそこは新鮮な感じ??しかし、主人公の英雄はある理由で散弾銃を持っているのだ!!英雄役は「駆込み女と駆出し男」の大泉洋、比呂美役は「僕だけがいない街」の有村架純(彼女って『ビリギャル』以外はみんな同じキャラに見えてしまう・・)、彼らと行動を共にする看護師役は「海街diary」の長澤まさみ。その他、吉沢悠、岡田義徳、片瀬那奈など。監督は「図書館戦争」「万能鑑定士Qの事件簿」の佐藤信介。
レヴェナント 蘇りし者  監督 : アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ  出演 :レオナルド・ディカプリオ、トム・ハーディ
The Revenant  2015年 アメリカ映画
今回のイチ押し:西部開拓時代のアメリカ北西部、極寒の荒野の中、狩猟をして毛皮を採取するハンターチームはネイティブアメリカンの一団に襲われ多大な犠牲を出しながらも、命からがら船で川を下る。チームのひとり、ヒュー・グラスは息子のホークとともにガイドとして同行していた。そんな時、グラスは見回り中に子連れの熊に襲われ、瀕死の重傷を負ってしまう。隊長のアンドリュー・ヘンリーはグラスを死ぬまで見届け埋葬するよう、ホークとジョン・フィッツジェラルド、若いジム・ブリッジャーに命じた。しかし、ジョンは2人がいない時にグラスを殺そうとする。しかも、その現場をホークに見られたジョンはグラスの目の前でホークを惨殺。そしてグラスも、まだ生きているのに埋葬されてしまう。
私評:俺は死んだ男、どんなことがあってもあいつを追い詰め殺す・・・今年のアカデミー主演男優賞、そして監督賞を獲得したこの映画は大自然の中での壮絶な復讐劇。これこそ大画面で体験すべき映画。過酷なまでの極寒の森でのロケは壮絶を極めたと思います。そしてそんな中で描かれるドラマは人間の剥き出しのエゴや欲望がこれでもかっ!ってくらい描かれている。復讐の鬼と化した父親の執念が恐ろしさと共に虚しさも感じさせる。とにかく『すごい!』とかしか例えようがない映画でした。主演はついにオスカーを獲得した「タイタニック」のレオナルド・ディカプリオ。極寒の中で氷の川に入ったり、とにかく体当たりの演技。素晴らしかった。フィッツジェラルド役は「ダークナイト・ライジング」「マッド・マックス」のトム・ハーディ、ヘンリー隊長役は「アバウト・タイム」のドーナル・グリーソン。監督は「アモーレ・ペレス」「バードマン」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。
エクス・マキナ  監督 : アレックス・ガーランド  出演 : ドーナル・グリーソン、アリシア・ヴィキャンデル
Ex Machina  2015年 イギリス映画
今回のイチ押し:IT企業のプログラマーのケイレブは、ある日社内の抽選で社長のネイサン宅を訪ねる権利を得る。遥か山奥の宅にヘリコプターで辿りついたケイレブは、ネイサンに秘密保持の書類にサインを求められた。そこでネイサンは人工知能の研究をしていたのだ。ケイレブは女性型のロボットのエヴァと対面する。そしてネイサンはケイレブに、エヴァのチューリングテストを行うよう依頼した。エヴァの会話能力はすでにAIの枠を遥かに超えていて体の一部がスケルトンになっている容姿以外は、ほとんど人間と変わらない。次の朝、ケイレブの部屋に黒髪の美女のキョウコがやって来る。彼女はネイサンの身の回りの世話をしているが言葉を話せない。彼女も不思議な雰囲気を漂わせているが・・・。エヴァとのチューリングテストが進む中で、エヴァはネイサンの企みを語り始める。しかし、そこにはエヴァのAIを越えた頭脳がもたらすある企みがあった・・・
私評:彼を信じないで・・・人工知能を扱った映画は幾つかあったけど、この映画はその究極形。ケイレブが徐々にエヴァに惹かれていく様は、まさにボーダレスな恋??彼女の外見の魅力と恐るべき頭脳に翻弄されるのは男の性かも。ターミネーターも外見を超イケメンや美女にしたら人類に勝てたでしょう!そしてこの映画の大きな見所のひとつは今年のアカデミー賞を受賞した視覚効果と美術セット。スター・ウォーズに勝ったのですから必見ですよ。主演のケイレブを演じるのは「アバウト・タイム」「レヴェナント」のドーナル・グリーソン、エヴァ役は「リリーのすべて」のアリシア・ヴィキャンデル、ネイサン役は「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のオスカー・アイザック、そして注目はキョウコ役のソノヤ・ミズノ。美しいです。監督は「私を離さないで」の脚本家のアレックス・ガーランド。
追憶の森  監督 : ガス・ヴァン・サント  出演 : マシュー・マコノヒー、渡辺謙、ナオミ・ワッツ
Sea Of Trees  2016年 アメリカ映画
アーサーは愛する妻を亡くし失意のどん底から、自身の死に場所を模索していた。インターネットで検索して出てきたのは日本の青木ヶ原。「樹の海」の別名を持つその場所に惹かれ、彼は日本へと旅立った。そして彼は樹海に足を踏み入れる。そこで彼は幾つかの死体を目の当たりにする。意を決し、持参した薬を大量に取り出したその時、彼の視界に一人の男が飛び込んできた。フラフラで両手に怪我を負った彼にアーサーは水を与えた。男の名前は山本匠。彼は家族の元に帰るため出口を探していたのだ。アーサーが辿ってきた道を教えるが、すでにアーサーは森に囚われていた。ふたりは出口を求めて歩き出す。そしてお互いの話をしていくうちにアーサーの中に不思議な感情が芽生えてくる。しかし、森は容赦なく二人に襲い掛かる・・
私評:かいだん!かいだん!・・・人生について、そして死と向き合う事について考えさせられる作品でした。何があっても人間は生きて行かなければいけないのです。アメリカ人が日本人の男と出会い、同じ人間という共通項だけで、国境も文化も超えて生きる事の大切さを見出していく。そして最後に明かされる匠の秘密。人間ドラマとして、そしてスピリチュアルな世界の話としても面白い作品です。また、アーサーと彼の妻のジョーンの話が、また素晴らしい。ジョーンの病気がきっかけで冷めていた夫婦愛が再燃する。このふたりのやり取りが絶妙でした。ところで・・匠の家族の「きいろ」と「ふゆ」のオチがよく分からないのですが・・・。アーサー役は「インターステラー」のマシュー・マコノヒー、匠役は「ゴジラ」の渡辺謙、そしてジョーン役は「ダイアナ」のナオミ・ワッツ。この3人が物語をぐいぐい引っ張っていく。まさに名優たちの火花を散らす演技合戦。監督は「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」「ミルク」のガス・ヴァン・サント。
ズートピア  監督 : パイロン・ハワード、リッチ・ムーア  声の出演 : 上戸彩、森川智之
Zootopia  2016年 アメリカ映画
動物たちは進化を重ね、肉食動物も草食動物も、大きな動物も小さな動物も調和して共存していた。うさぎのジュディ・ホップスは正義感が強く、いつが警官になる事を夢見ている女の子。小さなジュディには無理と思われていたが元来の根性と夢への邁進力で彼女はうさぎとして初の警官になった。そして彼女は大都会、ズートピアの警察署に着任した。今、ズートピアでは肉食動物だけが14匹も失踪していたが、彼女に与えられたのは交通違反の仕事だけ・・。取締りをしていたジュディはキツネの親子と出会う。彼らはゾウのアイスキャンディ店にいたが販売を拒否されていた。仲裁に入ったジュディはお金を忘れたというキツネのために代金まで払うが、実はキツネは詐欺師だった。ガックリと肩を落としたジュディに対して、駐車違反をとられた住人からも非難の声が上がる。そんな時、彼女は花屋に入った強盗を見つけ逮捕するが、彼が盗んだのはただの球根だった・・
私評:やるのよ~♪何度も♪やってみるの~♪・・・ディズニーの新作の主人公は元気いっぱいのうさぎの女の子。この子が負けず嫌いで、常に前向きで、そして夢に向かってまっしぐら。老若男女を問わずパワーを貰えると思いますよ。私がすごいと思ったのは映像と、実際に動物たちが生活するにあたっての計算されつくした街の構造。色々なところにこだわりがあってたくさんの動物たちの生活をリアルに見せてくれました。そしてそれぞれのキャラクターの描き分けも見事です。私は吹替え版を見たのですがジュディの声を担当していたのは「あずみ」の上戸彩。彼女のイメージはまさにピッタリですね。その他の主要キャラクターの声はちゃんとした声優さんがやっているので安心。そしてとても印象的だったのが主題歌です。日本版はDream AmiEガールズ)が歌っています。監督は「塔の上のラプンツェル」のバイロン・ハワードと「シュガーラッシュ」のリッチ・ムーア。
キャプテン・アメリカ シビル・ウォー  監督 : アンソニー&ジョー・ルッソ  出演 : クリス・エヴァンス、ロバート・ダウニーJr
Capain America : Civil War  2016年 アメリカ映画
その日、キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウ、ファルコン、そしてスカーレット・ウィッチはアフリカのナイジェリアでのテロの鎮圧に出向いていた。しかし、戦いの最中の爆発事故で多くの犠牲者を出してしまう。張本人であるスカーレット・ウィッチはすっかり落ち込んでしまった。アベンジャーズは人々のために体を張って戦ってきたが、彼らの戦いが多くの犠牲者を出していた事も事実だった。世界中からアベンジャーズを政府機関の下で管理をするという意見が出る中で、ついに指令が彼らに下る。ウルトロン計画の失敗もありトニー・スタークはそれを受け入れ、ウォーマシーン、ブラック・ウィドウ、そしてヴィジョンもそれに従うが、キャプテン・アメリカはこの協定に強く反発した。ソコヴィア協定と名付けられた調印式の最中に爆破テロが起こりワカンダ王国の国王が命を落としてしまう。監視カメラに映っていたのはウィンター・ソルジャーことバッキーだった。キャプテンがバッキーを救いに行くことを見越したナターシャは、キャプテンに大人しくしているよう諭すが、キャプテンは独断でドイツに潜伏中のバッキーに接触し、実は彼が爆破テロに関わっていないことを知る・・
私評:Spiderman Will return・・って「スパイダーマン」かよ!今回も楽しませていただきました。しかし、今作で個人的にインパクトが少なかったのは強大な敵がいない事。ある男の策略により、アベンジャーズ内で内紛が起こる。味方同士が戦うとなると当然殺し合いにはならないけど、力が強すぎるのでちょっと加減を間違えると・・・。なんだか最後もピリッとしないのですが、これで良しとしましょう!今回の新キャラクターは鉄の爪を持つブラック・パンサー、アントマン、そしてスパイダーマン。もう、てんこ盛りにし過ぎ!しかし、今度のスパイダーマンはソニーじゃなくてディズニーのブランドになるのだろうか??出演は(全部書くよ)クリス・エヴァンス、ロバート・ダウニー・jr、スカーレット・ヨハンソン、セバスチャン・スタン、アンソニー・マッキー、ドン・チードル、ジェレミー・レナー、チャドウィック・ボーズマン、ポール・べタニー、エリザベス・オルセン、ポール・ラッド。そして国連長官役でウィリアム・ハートが出演しています。監督は前作に続きアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟。
スキャナー 記憶のカケラをよむ男  監督 : 金子修介  出演 : 野村萬斎、宮迫博之、杉咲花
 2016年 日本映画
音大生の沢村雪絵が行方不明になった。その直前、彼女にピアノを教わっている秋山亜美は雪絵と些細な事で口論をしていた。雪絵の失踪について警察は本腰を入れての捜査を行わないので、亜美はお笑いコンビの「マイティーズ」を訪ねた。彼らは一時、物や場所に残った感情を読み取る「スキャニング」で一世風靡をしていたがインチキと罵られ芸能界から姿を消していた。コンビの相方の丸山はピンで活動をしているが、ウケも悪くて借金まみれ。そんな彼の元に亜美が合われたのだ。スキャニングの能力を持つ仙石は世捨て人となりマンションの管理人として人目を避けて生きていた。亜美と丸山の依頼を断り、ふたりを追い返した仙石だったが、亜美が残していった雪絵の爪やすりを手にした時、雪絵の顔が仙石の脳裏に焼き付き離れなくなってしまう・・
私評:この姿だけを見るとただの変態だけどな・・・不思議な能力を持った男が行方不明になった女性の残像思念から事件を読み取っていく。しかし、行方不明になったのは雪絵だけではなかったのだ!しかも、この事件には過去のある出来事がフックになっていて・・・。どんでん返しはあっと驚く結末。そして最後の最後に登場人物の不思議な縁も描かれています。コミカルで話も結構面白いのですが、私は主演のふたりの臭~い芝居がどうも鼻についてしまい好きになれませんでした・・・。本当に個人的な感情です。主演は「陰陽師」の野村萬斎、「20世紀少年」の宮迫博之、亜美役は「味の素CookDo」のCMで有名な杉咲花、雪絵役は「くちびるに歌を」の木村文乃、そして刑事役で関ジャニ∞の安田章大が出演しています。監督は「平成ガメラシリーズ」「デスノート」の金子修介。
テラフォーマーズ  監督 : 三池崇史  出演 : 伊藤英明、武井咲、山田孝之
Teraformars  2016年 日本映画
近未来の地球は人口が増加し火星への移住計画が進んでいた。そして人類は植物のコケと絶大な生命力を持つゴキブリを火星に放った。それから500年後、15人の隊員が火星に向かっていた。彼らは一癖も二癖もある犯罪者ばかり。しかし、彼らは火星でゴキブリ駆除をする事で過去の犯罪歴も消され、しかも莫大な報酬を手にできるのだ。ところが火星に着いた彼らの前に現れたのは巨大化し、二足歩行するゴキブリ。しかも、彼らの身体能力はずば抜けていた。しかし、15人のクルーたちにも特殊な昆虫のDNAが埋め込まれていた。それぞれの特性を生かしてゴキブリに立ち向かうクルーたち。しかし、そこには途方もない数の敵がいた・・
私評:人間に戻れなくなるぞ・・・なんだか制作発表から公開までとても短かったので不安だったこの作品。予想通りやっつけ仕事感満載でした。これだけのメンツを集めてもこの演出ではもったいない。原作は超人気のコミック(らしい)。私は読んだ事がないのですが、原作ファンはどう思ったのでしょう。ぜひ、感想を聞きたいです。クルーたちはバタバタ死んでいくし、そんな能力なの??と失笑。という訳で私はどうにも反りが合わない映画となりました。出演者は「悪の教典」の伊藤英明、「信長協奏曲」の小栗旬、「るろうに剣心」の武井咲、「13人の刺客」の山田孝之、「パシフィック・リム」の菊地凛子。その他、小池栄子、篠田麻里子、加藤雅也、太田莉菜、福島リラなどなど・・。監督は日本一当たり外れが激しい三池崇史。


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