2014/4/20

映画は着実に見ているのですがなかなか書く時間が・・・
今回のイチ押しは私の大好きなアベンジャーズと
インディ映画の真骨頂!

キャプテン・アメリカ ウインター・ソルジャー  監督 : アンソニー&ジョー・ルッソ  出演 :クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン
Capitain America The Winter Soldier  2014年 アメリカ映画
今週のイチ押し:国際平和維持組織シールドは新たなる防衛システムの開発を進めていた。キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャーズもシールドの一員として活動を続けていた。ある日、スティーブはシールドの長官のニック・フューリーからある計画を聞かされる。巨大な空母ヘリキャリアを飛ばし、世界を監視するというのだ。しかし、それは同時にシールドが世界を支配下に収める事を意味した。スティーブはシールドのやり方に疑問を抱き始める。そんな中で突然フューリーは命を狙われた。そしてその矛先はスティーブ、そして彼と共に行動していたブラック・ウィドウことナターシャにも及んだ。そしてあろうことかシールドまでが、彼らの命を狙って動き始める。さらに謎の暗殺者ウィンター・ソルジャーも現れ、スティーブを追い詰める。しかし、この謎の暗殺者の正体はスティーブの親友で、第2次世界大戦で命を落としたはずのバッキーだった。絶体絶命のキャプテン・アメリカとブラック・ウィドウに手を差し伸べたのは元・空軍州兵のサム・ウィルソンだった。彼は自由自在に空中を舞う事ができるウィング・パック「ファルコン」の使い手だった・・
私評:僕は君とは戦わない・・・アベンジャーズのキャラクターの中で一番好きなのがキャプテン・アメリカです。彼も超人的な素質を兼ね揃えていますが、国家の安全を守ると言う信念を持っている。彼の戦いは私欲ではなくすべて国民のため。そしてその信念こそがあの「アベンジャーズ」をとりまとめるリーダーシップの源。今回は信じてきたシールドに裏切られるし、死んだはずの親友が敵になって登場したり、彼の信念に揺さぶりをかけられるのですが、やっぱりそこは真のヒーロー。そして極限の戦いを強いられても決して愚痴も弱音も吐きません。とにかくカッコ良かったです。主演はキャプテン・アメリカ役がすっかり板に着いた「スノー・ピアサー」のクリス・エヴァンス。そしてブラック・ウィドウ役は「ドン・ジョン」のスカーレット・ヨハンソン。このふたりのアクション、すごいです!!ニック・フューリー役はサミュエル・L・ジャクソン。そしてシールドの理事のアレクサンダー・ピアースを演じるのは「明日に向って撃て!」「スティング」の名優ロバート・レッドフォード!!監督はアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟。このシリーズはまだまだ続きそうです!!エンド・クレジットの後の映像も忘れずに観ましょう!! 
セインツ -約束の果て-  監督 : デヴィッド・ロウリー  出演 : ルーニー・マーラ、ケイシー・アフレック
Ain't Them Bodies Saints  2012年 アメリカ映画
今週のイチ押し:1970年代のテキサスで強盗を繰り返すカップルがいた。男の名前はボブ・マルドゥーン、そして女の名はルース・ガスリー。ルースのお腹には新しい命が宿り、ふたりはこの仕事も潮時と考えていた。しかし、強盗を行った直後、ふたりは警官隊に包囲され銃撃戦となる。偶然ルースの撃った弾が保安官に命中した。絶体絶命の中でボブは全ての罪を自分が被り、ルースを逃がす決意をする。そしてボブは逮捕され刑務所へと送られた。やがてルースが女の子を出産した事を知りボブは脱獄を繰り返す。そしてついにボブは脱獄に成功してルース、そしてまだ見ぬ娘に会うために故郷を目指す。しかし、警察はすぐにルースの元に現れ彼女を徹底的にマークをする。そしてかつて組んでいた悪の組織もボブを追っていた。ルースを見守ってきた保安官のパトリックはルースに恋心を抱き始める。やがてボブはテキサスに辿り着くが・・
私評:みんなで旅に出よう、どこか遠くへ・・・都内でもひっそりと公開されていたこの映画。しかし、観られて本当に良かったです。4年間の獄中生活の後、愛する妻と娘に会いたいが一心で脱獄をしたボブ。彼は根っからの悪党ではない。かと言って頭が良いわけでもないのでとにかく行動してしまう。一方、娘を得て、保安官からも大事にされているルース。彼女の心情はなかなか読めない。しかし、交錯する3人の気持ちがいちばん最悪の運命になってしまう。皮肉なまでの悲しい結末に涙が止まりませんでした。しかも、この話は実話なんですね・・・。ルース役は「ドラゴン・タトゥーの女」のルーニー・マーラ、ボブ役は「ペントハウス」「200本のたばこ」のケイシー・アフレック、パトリック役は「X-メン ファイナル・デシジョン」のベン・フォスター、そしてルースの隣人スケリット役は名優キース・キャラダイン」。監督は期待の新人デヴィッド・ロウリー。
クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん  監督 :高橋渉  出演 :矢島晶子、藤原啓治、ならはしみき
 2014年 日本映画
カンタムロボの最新映画を観に行ったしんのすけとひろし。調子に乗って合体ごっこをするとひろしはぎっくり腰になってしまう。家ではみさえに散々コケにされ、病院探して歩いて入ると巨乳の美女が声をかけてきた。なんとエステが無料!!腰痛にも効くと言われてひとり店に入るとすっかり寝込んでしまう。目が覚めると腰に痛みは消えて体の調子も絶好調!家に到着すると家族が怯えている。鏡に映った自分を見てひろしはビックリ!なんと全身がロボットになっていたのだ。ロボットになったひろしを見てしんのすけは大喜び。しかし、そこには日本全国の父親たちの権威の回復を目論む「父ゆれ同盟(父よ、勇気で立ち上がれ同盟)が隠されていたのだ。しんのすけが巨乳のおねいさんからもらった「ヒゲ」を付けると今まで優しかったひろしが急変!いきなり怖いお父さんに変身してしまう。しんのすけと春日部防衛隊は、ロボットからヒゲを外そうとするが・・
私評:ちち!ゆれ!!ちち!ゆれ!!・・・クレヨンしんちゃんの劇場版も今回で22作目。以前は甥っ子と観に行くのが年中行事でしたが、彼も20歳になりしんちゃんを卒業しました。という訳で今年はひとりで映画館へ!なるべく前の方の席で、しかも人がいないエリアをお願いして入場するとやっぱり家族連れがいっぱいでした。今回は「泣ける!」という前評判だったのですが、噂は本当で私はけっこう涙・涙。ちょっと「ターミネーター2」っぽい所もありましたが家族愛に泣けました。今回は作品はもちろんしんのすけが主役なのですが、真の主役はひろし。ひろしって本当に良い夫で、良い父親なんですよね。しかも、家族を本当に全力で、そして死に物狂いで守ろうとする姿に泣けました・・・。声優陣は矢島晶子、藤原啓治、ならはしみき、こおろぎさとみ・・というレギュラー陣に加えて今回のスペシャルゲストは婦人警官・段々腹照代役の武井咲、そして主題歌はきゃりーぱみゅぱみゅという豪華な布陣。監督はこれが長編監督デビューの高橋渉。
ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う!  監督 : エドガー・ライト  出演 : サイモン・ペッグ、ニック・フロスト
The World's End  2013年 イギリス映画
1990年.悪ガキ仲間のゲイリー、アンディ、スティーブ、オリバー、ピーターの5人は高校の卒業を祝って「ゴールデン・マイル」を実行する。ゴールデン・マイルとはビールを飲み干しながらバーを12件のバーをハシゴして、最後のバー「ワールズ・エンド」を目指す過酷なミッション?しかし、この時はあと3件というところでギブアップしてしまう。それから20年。ゲイリー以外の4人は家庭を持ち、仕事も一流。しかし、ゲイリーは高校生の時からまったく成長をしていなくて、今ではアル中でカウンセラー通い。そんなゲイリーが旧友を訪ね歩き、ゴールデン・マイルに再挑戦しようと誘った。渋々集まった4人を尻目にテンション・マックスのゲイリーは次々とビールを飲み干していく。4件目のバーを訪ねた時、ゲイリーは異変を感じる。そしてトイレの中で若者たちに襲われる。青年は首をもがれ青い液体を垂れ流している。それを見た4人も加勢してその場を逃げるが、もはや街中の人々に異変は起こっていた・・
私評:あと、一杯だけ・・・久々にイギリスのコメディ映画で大爆笑。また、この映画の中のビールが実に美味そうで映画の後は私もブリティッシュ・パブ・HUBでビターなビールを呑みました。()今回はただの酒飲みだけではなく、地球侵略を目論む異星人との戦いが描かれている事が面白い。酔っ払っちゃえば怖い物なんかありません!目的はそれぞれあれど、5人がひとつになって戦いを挑む様はカッコイイ!!そしてエイリアンとの戦いと同時に12件で12パイント(1パイントは568ml)を飲み干すと言う過酷な挑戦も忘れません。しかし、この映画は最後の最後で話がつまらなくなってしまいました。とっても残念。主演はハリウッドでも大活躍中の「ミッション:インポッシブル/ースト・プロトコル」スター・トレック」のサイモン・ペッグ、アンディ役は「アタック・ザ・ブロック」のニック・フロスト、そして紅一点のサム役は「タイタンの戦い」「アウトロー」のロザムンド・パイク。監督は「ショーン・オブ・ザ・デッド」のエドガー・ライト。
サンブンノイチ  監督 : 品川ヒロシ  出演 : 藤原竜也、田中聖、小杉竜一
 2014年 日本映画
人生崖っぷちの3人の男が銀行強盗を決行。なんとかアジトのキャバクラまで辿りつくが・・・。メンバーはキャバクラ“ハニーバニー”の雇われ店長のシュウ、ボーイのコジ、そして常連客の健さん。シュウは競馬場で売上金を失くしてしまい、コジはギャンブルで散在、そして健さんは事業で失敗して借金まみれだった。言いだしっぺのシュウを丸めこんだのは、偶然(?)競馬場で出会ったハニーバニーのトップホステスのまりあ。彼女もハニーバニーの悪魔のようなオーナー破魔翔が仕掛けた盗撮カメラを発見してしまったため、AVに出演させると脅されていたのだ。シュウとまりあは悪名高き金貸しで"川崎の魔女“と呼ばれている渋柿多見子の元を訪ねて、とりあえずシュウが失くした400万円を借り入れ破魔翔に返却。しかし、こんな腐った人生から抜け出すためまりあが提案したのがGKGT=銀行強盗だった。ハニーバニーに辿り着いたシュウは、今回運転手だったコジの取り分を減らす交渉を開始。しかし、それにブチ切れしたコジは大暴れ。事態は23転してとんでもないクライマックスを迎えるが・・
私評:映画で例えるのやめてくれる??・・・監督がタランティーノ好きだというのは知っていましたがここまでパクるとは!!タラ映画の真骨頂である無駄な長話がこの映画では見事に再現。ここで見事にはまったのがブラックマヨネーズの小杉。彼のマシンガントークがグッドです!そして決して手を抜かないアクション!見事なまでの格闘シーンをこれでもか!!ってほど見せつけてくれたのが元KAT-TUNの田中聖。そしてリーダー役はバトル・ロワイヤルを彷彿させる藤原竜也。このトライアングルがとんでもなく素晴らしかったです。どうしようもない男たちなのですが、それがまたお見事!ってくらいピッタリ。そして脇役が超~強烈。まりあ役には「NANA」の中島美嘉。彼女はしゃべるとセリフが下手なのですが動き、そして表情は最高!!破魔翔(破壊の破、悪魔の魔、哀川翔の翔)役は窪塚洋介。この役も窪塚ならではの変なオーラが・・・。そして極め付けは渋柿多見子を演じた池畑慎之介✮。この役を演じられるのは彼と夏木マリしかいません!ドラマはどんでん返しに次ぐどんでん返しの連続で先がまったく読めません。しかし、締めくくりはchっとダサかったかも??監督は品川庄司の品川ヒロシ。
リベンジ・マッチ  監督 : ピーター・シーガル  出演 : シルベスタ・スタローン、ロバート・デ・ニーロ
Grudge Match  2014年 アメリカ映画
アメリカのTV番組で紹介されたのは1980年代に全盛期迎えたふたりのボクサー。ひとりは“レザー”ことヘンリー・シャープ、そしてもうひとりは"ザ・キッド“ことビリー・マクドーネン。ふたりは2回リングで対決をしているが1回目はマクドーネンが、2回目はシャープが勝っている。ところが3回目の対戦を前にシャープは突然引退をしてしまったのだ。理由は明らかにはされなかったが、マクドーネンがシャープの恋人を寝とり、しかも彼女を妊娠させた事が原因だった。盛んに挑発をするマクドーネンを尻目にシャープは静かにリングから去って行った。それから30年。シャープは造船所で働いているが生活は厳しい。一方のマクドーネンはシャープの引退後は戦績も振るわず、売れないタレントに身を落とすが、現在は自動車販売とレストラン営業で成功を収めていた。ふたりのドキュメンタリーを見たプロモーターのダンテはシャープに"レザーVSザ・キッド”のゲーム化の話を持ちかける。生活に困っていたシャープはマクドーネンと会わない事を条件に仕事を受けた。ところが当日、ゲーム会社の撮影中マクドーネンにシャープはキレて大乱闘。この様子がインターネットで流れ大きな話題になってしまう。これをみたダンテは30年ぶりのリベンジ・マッチをふたりに提案するが・・
私評:まだ、やれるか??・・・スタローンとデ・ニーロがリングで対決!!これはロッキー・バルボアVSジェイク・ラモッタ(レイジング・ブル)の対決ですよ。スタローンは最近作でもガンガン、アクションシーンを撮っているから大丈夫だと思ったのですが、デ・ニーロはさすがに名優だけあって体も技もしっかり仕上げていてスタローン相手に一歩も引けを撮らないボクサーになっていました。さすがに試合のシーンではちょっと痛々しげな感じがありましたが、往年の映画ファンにはとっても嬉しい取り合わせ。ふたりのリングでの対決を見れただけで、十分元手がとれる作品でした。そしてスタローンのセコンド役では「リトル・ミス・サンシャイン」にアラン・アーキンが出ているのですが、彼はさながら「ロッキー」シリーズ名セコンド、ミッキーを彷彿させました。ふたりの男が奪い合った女、サリー役は「ナイン・ハーフ」「セルラー」のキム・ベイシンガー。彼女はもう60歳ですが、まだまだ魅力的。そしてシャープとサリーの間に生まれたBJ役は「ウォーキング・デッド」のシェーン役が印象的だったジョン・バーンサル。監督は「ロンゲスト・ヤード」「ゲット・スマート」のピーター・シーガル。
パラノーマル・アクティビティ 呪いの印  監督 : クリストファー・ランドン  出演 : アンドリュー・ジェイコブズ、ホルへ・ディアス
Paranormal Activity : The Marked Ones  2014年 アメリカ映画
カリフォルニアに住むジェシーは、高校を卒業したばかりの18歳。ある日、彼は就寝中に何者かに腕をかまれる。その日以来、彼の周りでは不可思議な事件が起こり始める。まずは、彼の家の近所に住む女性が殺される。友人のヘクターとビデオを持参で彼女の家に忍び込むと、そこには不気味な物が。そして彼らを押しのけ外に飛び出して行ったのは行方不明になっていてクラスメートだった。ヘクターと一緒に夜の街でビデオを回していると、チンピラと目が合い因縁をつけられるが、ジェシーは異常なまでの力で男たちを投げ飛ばしてしまう。ジェシーにはそれ以外にも不思議な力が備わっていく。へクター、そしてガールフレンドのペネロペを交えてコックリさんをすると、不気味な回答が・・・。やがて、ジェシーは精神に異常をきたし親友のへクターにも悪態をつくようになる。それらの謎を解き明かそうとヘクターとマリソルはある事実に辿り着く・・
私評:彼が待ってるわ・・・パラノーマル・シリーズもこれで5作品目ですが、いわゆるスピンオフ作品です。しかし、最後のシーンでメインのシリーズとの繋がりを見せます。POV作品としては異例の大ヒットをしているこのシリーズですが、さすがに手詰まりな感じ。しかも、当初は定点カメラに映り込んでいた!というのが売りだったのに、今は主人公たちがカメラを持って動いていく。「何でそんなところにカメラを持って行くんだ!!」という不自然さから、いわゆる「やらせ」感が溢れ出て怖さもどんどんなくなってきています。しかし、このシリーズも次回作「パラノーマル・アクティビティ5」で完結するそうです。まあ、今まで全部を劇場で観てきたので、最後までお付き合いしましょう!ジェシー役はアンドリュー・ジェイコブス。あの目から糸が出てくるシーンは超~キモい。ヘクター役はホルへ・ディアス。ペネロペ役はキャサリン・トリビオ。彼らに助言をするアリ役は「パラノーマル・アクティビティ2」のモリー・エフライム、そしてもちろんこのシリーズの主役であり一番の鍵を握るケイティ役でケイティ・フェザーストーンも登場します。監督はこのシリーズの製作に携わっていたクリストファー・ランドン。


前回の記事も読んでね~!



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