10/23号

デトロイト・ロック・シティ

監督 アダム・リフキン

     主演 : エドワード・ファーロング、ジュゼッペ・アンドリュー、KISS
Detroit Rock City  1999年 アメリカ映画
今週のイチ押し作品! 
1978年。伝説のKISSの公演のチケットをゲットし嬉しさ頂点の4人組。彼らは自らもロックバンドを作り、ロック命の少年たち。しかし、ロックミュージックを悪魔の音楽と毛嫌いする、メンバーのジャムの母親によってチケットは燃やされてしまう。しかし、彼らはそんな事では諦めない。奇跡的にラジオのプレゼントで最前列をゲット。意気揚々とデトロイトを目指す・・・。
私評:1977年にKISSが来日した時、私は武道館のライブを見に行きました。この映画の4人の少年はまさにあの時の自分でした。それゆえ、この映画は私的にはもう最高でした。そして4人の少年が、この伝説の一夜に色々な経験をするのですがそれがまた、はちゃめちゃで笑える〜。でも、みんなおいしい思いをしてるんです。ジャムに恋する女の子は、「乙女の祈り」でケイト・ウィンスレットの引き立て役だったメラニー・リンスキー。めっちゃ可愛くなってました。エドワード・ファーロングは、お金欲しさにストリップまで・・。これがまた笑えるんだ。 音楽は70−80年代の名曲がズラリ。KISSはもちろん、AC/DC、チープ・トリック、T−REX,ヴァン・ヘイレン・・。思わず一緒に歌ってしまいそうになった。ラストのKISSのライブは最高。曲はもちろん「デトロイト・ロック・シティ」。私たちの年代でKISSを知らない人はいないでしょう?? 
 この胸のときめき   監督:ボニー・ハント 主演 : デヴィッド・ドゥカブニー、ミニー・ドライバー、ジェームズ・ベルシー
Return To Me  2000年 アメリカ映画
私評:この映画にはやられました! 全然期待していなかったのですが、めっちゃ良かった。デヴィッドは「X−File」のモルダー役で超有名ですが、逆にモルダー以外の彼で、知っているのは「ツイン・ピークス」でオカマ役で登場したときだけ。しかし、そんな心配はすぐに払拭されました。奥さん思いの、いかにも「良いヤツ」でした。しかし、幸せいっぱいの彼を突然襲った不幸。最愛の妻を交通事故で亡くしてしまう。失意のどん底に叩き落される。そしてドナー登録をしていた彼女の心臓は心臓疾患で苦しむグレースに移植されます。そして健康を手に入れるグレース。運命は二人を出合わせて、しかも恋をさせてしまうんですね。初めて二人が会ったのはグレースの祖父が経営するレストラン。初めて会ったはずなのに、デヴィッドが演じるボブは「Do we know each other??」って尋ねるんですね。この辺りのセリフも実に憎い〜。それとこの映画で忘れてはいけないのが、グレースのおじいちゃんとその友人の4人組+太っちょウエイトレスのソフィー。仲良しの5人が二人の仲をバックアップするんですが、その微笑ましいのなんのって・・・。後は見てのお楽しみ・・。

15才 学校W 監督 : 山田洋次 主演 : 金井勇太、赤井英和、麻実れい、丹波哲郎
Gakko 4  2000年 日本映画
私評:山田洋次の学校シリーズの第4段。こう言う映画を見ると必ずハマって涙涙・・、になる事は分かっているので、今回もしっかり涙を搾り取られました。(笑)今回は学校と言う建物を離れ、15歳の登校拒否の少年が横浜から九州の屋久島まで、縄文杉を見る為に、ヒッチハイクで旅をしながら、色々な人たちと巡り合い、そして一つ大人になる物語です。色々な意味で学校のあり方を問い掛けられました。でも、この少年が旅を通じて大人たちの社会を、身近で垣間見て、それを自分の糧にして行く過程が面白かったです。また、この映画に使われている「ゆず」の曲が良いんです〜。 主役の金井君はニキビ顔がまだ初々しい少年ですが、演技力は確かなものを持ってます。セリフも実に上手い。それに引き換え赤井英和の下手な事・・。 小林稔侍が、金井少年とは違う部分で悩む父親役を好演。まあ、いつもの「学校」シリーズですが、ちょっと涙を流したい人にはお勧めです〜。
世にも奇妙な物語 監督 : 落合正幸 他 主演 : タモリ、矢田亜希子、中井貴一
Yonimo Kimyouna Monogatari  2000年 日本映画
 私評:TVで人気の「世にも奇妙な物語」が映画化された。4話+αのオムニバスです。各話が25分なので、けっこうお気楽に見れるかな? 1話目の「雪山」が面白かった。飛行機事故で奇跡的に助かった5人のサバイバルなのですが、この映画のオチが好きです。ゾクゾクしちゃった。「クロスファイア」で炎の女を演じた矢田亜希子が、今回は吹雪の中でサバイバル。2話目は「携帯忠臣蔵」新撰組討ち入り前の大石内蔵助に未来から携帯電話が届き、討ち入りの真偽を問います。これはコメディです。3話目は「チェス」伝説のチェス世界チャンピオン晃。彼は無敵の強さを誇っていたがコンピューターに負けて以来チェスから離れていたが、謎の老人が彼に挑戦状を叩きつける。意外などんでん返しが・・。ラストは「結婚シュミレーター」。二人の相性をあらかじめインプットしたコンピューターで二人の未来をシュミレーション。今は幸せいっぱい、愛情いっぱいの二人なのに、予期せぬ障害がいっぱい。ラストシーンでちょっとウルウルしてしまった〜。怖い話は1話目だけなんです。まあ、TVシリーズとあまり変わらないような気が・・・。
 タイタス  監督 : ジェリー・テイモア 主演 : アンソニー・ホプキンス、ジェシカ・ラング
Titus  1999年 アメリカ映画
私評:ウィリアム・シェイクスピアの戯曲の中でも、最も残虐な話です。この映画のアンソニー・ホプキンスが演じるタイタスとはローマ時代の武将の名前。宿敵ゴート族を倒し女王タモラをローマに連れてきたタイタスは彼女の目の前で長男を生贄に。しかしタモラは復讐のため新ローマ皇帝の后となり、逆にタイタスを不幸のどん底に落とし入れる。その悲惨さたるや・・・。彼の不幸を見たら、日常の不満なんて甘い甘い・・。そしてついにタイタスは立ち上がり、アホな皇帝、タモラに復讐を遂げようとする。2時間42分の長編ですが、全然飽きなかった。監督は舞台の「ライオンキング」を演出したジュリー・テイモア。彼女の演出の才分はこの映画にも実に良く活かされていました。オープニングでいきなり 兵士たちが足並みをそろえて行進して来るシーンは、いかにも舞台演出!って感じなのですが、映画ならではのカメラワークもすばらしい。現代と古代ローマが一色単になっていて、ローマ時代に車が走ったりピンボールが出て来たりするのですが、これは昔も今も変わらないと言う演出なんでしょうか?アンソニー・ホプキンスがレクター博士のように舌なめずりするシーンはちょっと笑えた・・。ジェシカ・ラングもすっかり歳をとってしまった・・。キング・コングの頃の初々しさは何処へ・・・



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