2002/8/26号

今回は2作品しかありません〜。その分今週は試写会がいっぱいあるのだ!!
頑張って通うぞ〜!!

DRIVE  監督:SABU  出演:堤真一、寺島進、大杉漣、柴咲コウ
DRIVE  2001年 日本映画
今週のイチ押し:薬品会社に勤める朝倉は、几帳面な男。その真面目さからか、最近異常な程の頭痛に悩まされている。彼の唯一の安らぎは一時ちょうどに現れる髪の長い美しい女性を見ることだった。そして今日も、彼女にウットリしていた・・・その時、突如3人組の男が車に乗り込んでくる。さっき、猛スピードで駈け抜けて行った車を追えというのだ。彼らはたった今、銀行強盗をしてきたばかりだが、仲間の一人に裏切られたのだ。しかし・・・、几帳面な朝倉は法定速度を越して走る事ができない・・・。・・・・・
私評:『人の金で幸せになんかなれない』『いや、金があればなんとかなるんだよ!』・・・SABU監督の映画はデビューの『弾丸ライナー』以来大好きです。あのスピード感というか、疾走感がタマラナイ。特に『弾丸・・』『ポストマン・ブルース』そして『MONDAY』は最高でした。しかし、今回の『DRIVE』は突っ走りすぎて、ちょっとワンパターンになりかけていたSABU映画の新しい試みが垣間見れた。なんたって、法定速度遵守男が主役なんだもん。そこから主演の朝倉がどう爆発していくか?が見どころですね。主演はSABU映画にはこの人ありのい堤真一。今回も良い味出してますよ〜!!しかし、今回は彼を取り巻く脇役がすご過ぎる!大杉漣、安藤政信、筧利夫、寺島進、そして柴咲コウという強烈な面子です。しかも、それぞれがすごいインパクト。特に筧、寺島は最高でした〜!そして朝倉のキャリーな育て親、根岸季衣が・・・!!音楽も私が好きな70年代の曲が使われているのですが、有名歌手のマイナーな曲を選んでいるところがグッドでした。面白かったよ〜!!松雪泰子のぶっ飛び出演もお見逃しなく!! 
釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪  監督:本木克英  出演:西田敏行、三國連太郎、鈴木京香、丹波哲郎
Tsuri Baka Nisshi 13  2002年 日本映画
ハマちゃんが契約と獲ってきた富山県の美術館の物件で問題が起きていた。発注もとの天狗堂会長が自ら描いたデッサンを、そのまま建設するよう言われたが、あまりに突拍子もないデザインに設計課から苦情が出たのだ。設計を担当するのはミス・設計課と言われる桐山桂。ハマちゃんの釣り仲間でもある天狗堂の会長を説得するため、ハマちゃんと桂は富山へと向かう。しかし、この会長は偏屈で一筋縄では行かぬ変人ジジイ。ところがしっかり者の桂の、的を得たプレゼンに会長は折れ、設計のデザインは桂に一任すると約束する。しかも、桂を気に入った会長はハマちゃんに、桂を自分の息子の嫁に欲しいと相談される。渋々仲介役を引き受けたハマちゃんだったが・・・・・
私評:釣りバカもシリーズとしては15作目になるんですね。(スペシャル版が2つあるので)すごいヒットをしているという気はしないのですが、着実にファンを集めらる映画ですね。しかも、お金が掛かってないのがイチバン!寅さんの後を継承しているのは、日本各地を巡るというところですね。今回の舞台は富山県。立山、黒部、宇奈月温泉など名所もたくさん見る事ができます。また、釣り好きにはタマラナイ題材がいっぱいあるんでしょうね。今回のゲストは鈴木京香と丹波哲郎。丹波哲郎は良い味出してましたよ〜。というか、ほとんど地で演技してる??鈴木京香は安心して見ていられますね。決してすごい美人だとは思いませんが、知的な感じが私はすごく好きです。そして印象的だったのがパパイヤ鈴木!!絶対に笑えます!


前回の記事も読んでね〜!



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