今回も3作品+1をご紹介。 ドイツ映画、フランス映画、日本映画、そしてハリウッドの超大作。
お好きなものをお選びください!!
1999年 : アメリカ映画
監督 : ジョージ・ルーカス
主演 : リーアム・ニーソン、ユアン・マクレガー、
ナタリー・ポートマン、 ジェイク・ロイド
遠い昔、はるかかなたの銀河系で・・・
長い間、平和的に銀河系を統治してきた銀河共和国は、辺境の星系との交易ルートの
課税問題により、混乱し始めていた。この問題解決のため、外交的手段として元老院は
ジェダイ騎士、クワイ=ガン・ジンとその子弟オビワン・ケノービを送ったが交渉をする前に
敵の攻撃にあい二人は惑星ナブーに逃げ込む。そこでもドロイド軍の執拗な攻撃にあう。
行きがかりで救ったジャー・ジャー・ビンクスを連れ囚われていた女王アミダラを救出する。
しかし、宇宙艇は故障のためハイパードライブに入れずやむなく、惑星タトゥーインに着陸し
必要な部品を買い求める事にする。クワイ=ガン・ジンはここで運命の少年アナキン・
スカイウォーカーと出会う。奴隷としてこの星で働く彼をやっとの思いで連れだした彼は、
ジェダイの評議会にかけ、アナキンにジェダイの修行をさせたいと申し出るが、
ヨーダは良い顔をしなかった。アミダラは惑星ナブーでに戻り戦う決心をする。
そしてジャー・ジャー・ビンクスの種族グンガン族と手を組み戦闘の準備を整えはじめた。
地上ではバトル・ロイドとグンガン族、アミダラ一行は通商連合の総督を捉えるため、アナキンはアクシデント
から戦闘機で巨大敵戦艦と、そしてクァイ=ガン・ジン、オビワン・ケノービは暗黒卿ダース・シディアスが
派遣した忠実にして最強の弟子ダース・モールと、それぞれの戦いの火蓋が切って落された!!
私評:スター・ウォーズファンにとっては待ちに待った作品ですよね。 私は期待以上のできに満足です。
前3作にも登場したキャラクターは、オビワン・ケノービ、ヨーダ、そして後にダース・ベイダーになる
アナキン・スカイウォーカー。 なぜか、彼らの未来を知っている私たちって変な立場です。
アナキンが今後どうして、悪の道に足を踏み入れるのか?
前作で登場したルーク・スカイウォーカー、レイア姫の誕生秘話。そしてアミダラとアナキンの
ロマンスと、次の作品への期待は膨らむばかり。 次のエピソード2、3はかなりシリアスな内容に
なりそう。3年後の新作が待ち遠しい。 この映画で好きなシーンはたくさんありますが、
敢えてあげれば、クァイ=ガン・ジン、オビワン・ケノビVsダース・モールのライトセーバーでの
戦いです。 めっちゃ迫力がありましたね。 それと、書いておきたいのがプリンセス・アミダラの
ナタリー・ポートマン。 あの子はただ者じゃないですね。 レオンのときも良い演技をする女の子だ
と思ってましたが、こんなSFXバリバリで、超過激な衣装を着せられても、ハートのある演技で存在感を
アピールできるなんて。 素晴らしい!! もう、一回劇場で見たいよ〜!
1998年 : ドイツ映画
監督 : トム・ティクヴァ
主演 : フランカ・ポテンテ
モーリッツ・ブライプトロイ
11時40分。 ローラの部屋の電話が鳴った。恋人のマニからだ。
どうして来なかったんだ? 大変な事になってしまったんだぞ。
実はローラはマニを迎えに会いに行く約束だったが、バイクを盗まれ
仕方なく乗ったタクシーは反対方向に走ってしまい。やっと家に辿り
ついたところだった。「ボスに渡す10万マルクを地下鉄に置き忘れた!
あれがないとボスに殺されてしまう。 どうにかしてくれ〜!」
発狂寸前、パニック最高潮のマニ。 制限時間の12時まで20分しかない。 「ローラ、もし君が
12時までに来なかったら、俺は目の前のスーパーを襲う」。ローラは頭の中で考えていた。 一体どうやって
短い時間内に10万マルクもの大金を・・・。 受話器を投げつけドアを開け放ち、ベルリンの町に飛び出すローラ。
果たして彼女はマニを救う事ができるのか? 走れ、ローラ、走れ!!
私評:もう、めちゃめちゃ遊び心一杯の映画だった。 一度終わったかのように見えたその瞬間、
時間が逆回りしまた、再スタート。 全部で3つのバージョンが入っている。 走る途中で何人かの
人たちとすれ違うが、彼らの過去・未来がフラッシュバックで映し出される。彼らの運命も3つの
話しでそれぞれ違うのだ。 最高のハッピーエンドに向かって走る走る走り続けるローラ。
彼女の原動力はマニへの愛だけ。 そう、これはとてもピュアなラブストーリーでした。
この映画のもう一つの見所は、ベルリンの街並み。2000年の首都機能移転に伴い、町中が工事中。
なかなか見れるものじゃないでしょう。 最後に気に入ったのが、テクノミュージック。彼女の走りに
合わせて、テクノミュージックもヒートアップ。ドイツ語でも全然OKさ! 余談ですが、シネマ・ライズの
パンフレットは高い割に良い写真がない。表紙はいつも文字だけだし・・。今回もチラシのコピーです。
1997年 フランス映画
監督:ジェラール・クラウジック
主演:ヴィルジニー・ルドワイヤン、マイディ・ロス
マルク・デュレ
ジョアンナとジャンヌは正反対の性格の持ち主ながら、姉妹のように仲の良い
親友同士。明るく外交的で人を惹きつけるジョアンナ。ジャンヌは消極的でロマンチスト、
しかし音楽の才能は素晴らしいものを持っていた。二人の共通の話題は音楽だ。
ある日、ソロ歌手のコンテストに出場したジョアンナが歌っている最中、
同行の音響技師がジャンヌの歌とすりかえてしまう。突然の出来事に戸惑うジョアンナ。
しかし、彼女は最後まで口ぱくで歌いとおし、コンテストに優賞。スターへの切符を
手に入れたのだ。 親友同士の二人のパワーの合体がこの結果を生み、二人は大喜び!
このままの状態で活動を続ける事になる。 しかし、完璧だった二人の心のデュエットに
不協和音が生まれ始める。 二人で一人のスターの秘密はどうなるのか?
そして彼女たちは栄光や名声よりもっともっと大切なものに気付くのだった。
私評: フランス映画と言う感じがしなかった。最近女性同士のバディムービーが多いですよね。
この映画もある意味ではそういうジャンルで括れるでしょう。音楽はめっちゃ良いです。
ジャンヌ役のマイディ・ロスは、もともとシンガーソングライターでこの映画の曲も全て彼女の作品。
映画は初めてらしいけどすごく良かったです。音程を巧みに操れるだけじゃなくて素晴らしい声を
持ってる。サントラを探したけど見つからなかった。私自身もこの映画を見てスポットライトの快感を思い出した。
私もアマチュアでバンドをやっていて、観客の前でスポットを浴びて歌う事の感動、快感を知っています。
その気持ちがジョアンナから伝わってきたとき、この映画と一体になれた気がした。フランス語の歌が
また耳に心地よい。 Music is Heartですね。国境はないです。 しかし、この写真のクオリティ低い。
1999年 東宝映画
監督 : 平山秀幸
主演 : 豊田眞唯、皆川優紀、笑福亭松之助、原田美枝子
弥恵と恒の兄弟が夏休みに戸野崎町にやってきたのは大型台風がまさに直撃した日だった。
従姉のあゆむは「嵐は死んだ人を連れてくる」と彼を脅したが本当になってしまう・・。
海には色々なものが打ち上げられていた。その中の黒いランドセルからは人面蟹が・・。
実は今の戸野崎小学校は新しく作られたもので、旧校舎は津波に襲われ崩れ落ちていたの
だった。恒は学校の中の写真でこちらを指差す少女を発見する。彼らは津波に襲われた
時、旧校舎の中でかくれんぼをしていて、いまだに見つけてもらえずいたのだった。
その頃弥恵は文房具屋のおじさんと出会う。どことなく変なこのおじさんは実は
去年死んでいたのだった。しかも、旧校舎でかくれんぼの鬼をしていた張本人だったのだ。
その頃町では、子供たちが次々と神隠しにあっていた。彼らも旧校舎で死んだ子供たちに
連れて行かれたのだった。その中には恒も含まれていた。弥恵は文房具屋さんを
連れて、海から現れた旧校舎に入っていく。そしてかくれんぼの続きを開始した・・。
私評 : 日本映画のシリーズ物の中でも私が好きな映画が、この学校の怪談です。
1、2作目は野村宏伸、3作目は西田尚美という大人の主人公がいて子供たちがバイ・プレイヤー
だったのですがこの映画の主人公は豊田眞唯ちゃん演じる弥恵。 この子がまた良い演技をするんだ。
この映画の中にはたくさん子供たちが出てますが、この子はぴか一。 今後が期待できます。
また、主人公の二人のおばさん役で原田美枝子が出ています。日本映画アカデミー賞受賞者の彼女も
今回は完全に脇役。でも、やっぱり画面が引き締まりますね。 また、このシリーズのラストにはいつも
感動が用意されています。 怖いだけで子供を帰すのは忍びないという製作側の配慮なんでしょうか?
特撮も回を重ねるごとに良くなって行く。 日本のSFXだって捨てたもんじゃないです。
怖い映画を期待してたら、だめですよ。