2003/5/12号

めちゃめちゃ急いで記事をアップしました。今回もジャンルは本当にバラバラ。
しかし、イチ押しは2作ともハリウッド映画ですね!

X−メン 2  監督 :ブライアン・シンガー  出演:ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー
X-MEN 2  2003年 アメリカ映画
今週のイチ押し:アメリカ大統領がナイトクロウラーというミュータントに襲われた。彼はテレポテーションの能力を兼ね揃えていた。この事件の直後ミュータント対策担当官のストライカーは強引にミュータント撲滅のオペレーションを開始する。プロフェッサーXが営むミュータントの少年少女の学校が襲われるが、ローグ、アイスマン、そしてパイロは敵の手を逃れ、ウルヴァリンと協力し逃走に成功する。そして隔離されているマグニートーを訪ねたプロフェッサーXは罠にかかり囚われてしまう。ストライカーは彼の特殊能力を逆手に取り、ミュータントの全滅を試みる。そんな時マグニートーはミスティークの手助けにより隔離塔から脱出に成功。彼らはウルヴァリンたちと手を組み、ミュータントの運命を掛けた戦いを開始する・・・・
私評:戦争が始まる・・・・・一作目の大ファンの私はこの映画も期待していました。しかも、一作目のメンバーが全員再集結!!今や超売れっ子になってしまったスターたちがこの映画のために集まったというのはすごいですね。監督も前回同様ブライアン・シンガー!今回は前回に負けないくらいのアクションに次ぐアクションの連続で息をもつかせぬ2時間15分。しかも、今回はミュータントたちの恋愛模様までしっかり織り込んでいます。しかし、一番ワクワクしたのは前回は敵だったマグニートーとミスティークがウルヴァリンたちと手を組むことですね。そして新しいキャラクターのナイトクローラー、女ウルヴァリン(?)デスストライク、そして炎を操るパイロなどが続々と登場。しかも、彼らがみんな面白い!しかし、私が一番好きなのはやはりマグニートーです。原作と映画だとキャラクターの描き方が若干違うようですが、回を追うごとに力をつけ、そしてものすごいキャラになっていくんでしょうね。早くもパート3が楽しみな私・・(できるのでしょうか??) 
メイド・イン・マンハッタン  監督:ウェイン・ワン  出演:ジェニファー・ロペス、レイフ・ファインズ
Maid In Manhattan  2002年 アメリカ映画
今週のイチ押し:マンハッタンの高級ホテルのメイド係りをしているマリサはシングルマザー。彼女の勤めるホテルに次期上院議員候補のクリスが宿泊に来る。そんなある日、メリサは宿泊客の高級な服をちょっと試着していたところ、クリスとばったり出くわしてしまう。とっさに嘘をついてメイドだということを隠したメリサは、しばし彼とセントラルパークのデートを楽しんだ。しかし、メリサは最後まで本当のことが言えずじまい。そんな時、彼女に昇格のニュースが飛び込んでくる。新しいスキルを身につけるためクリスの部屋のサービスを担当するが、ここでは顔を隠してばかり。しかし、メリサが客の服を使ったことが上司に知れて、しかもクリスの前で彼女の正体が明かされてしまう・・・・
私評:ハーイ、私の名前はメリサ。メイドです・・・・ジェニファー・ロペスの映画って不思議なことにひとつもハズレがない。これは私の個人的な意見ですが、どの映画も楽しませていただいております。今回の彼女の役どころは日頃の派手な彼女のイメージではなく、ブルックリンの小さなアパートに息子と質素に暮らす母親役。メイドのユニフォームの上に、安いコ−トを羽織って歩く姿はセレブなイメージとは程遠いのですが、それでも彼女は美しいんですね。コロコロ変わる表情もすごく良いです。しかし、一度だけのパーティに出席するシーンはゴージャスに決めてます!相手役は最近「レッド・ドラゴン」「スパイダー」とちょっと陰気な役が続いたレイフ・ファインズ。真面目そうでいかにも上院議員って感じが良いですね。また、この映画の魅力はホテルかもしれません。元・ホテルマンだった私には粗も見えますが、懐かしさも感じました。物語の舞台となるNYの良い所もたくさん見れますよ。特にセントラルパークの岩山を登ったところからみるビル群の景色は最高でした。なんだか、すごくいほのぼのとすることができました・・・。
ぷりてぃ・ウーマン  監督:渡邊孝好  出演:淡路恵子、西田尚美、草村礼子、正司照枝
Pretty Woman  2003年 日本映画
老後をのんびり生きているおばあちゃんたち。彼女たちの楽しみは婦人親睦会(ともしび会)のメンバーで集まり四方山話をすること。そんなある日、市役所の福祉課から市民の日に発表会が行われるので、ともしび会も何かをしてほしいと依頼される。ともしび会のリーダー的存在の葵は、東京から戻ってきた劇作家の孫娘加奈子の原稿を読み、市民の日の出し物を芝居に決める。その日から7人のおばあちゃんたちの練習が始まる。周りにはバカにされながらも彼女たちの練習は続いた。しかし、公演を間近に控えたある日、主演を演じる梅子が急に倒れてしまう・・・・・。
私評:年寄りが夢を見たっていいじゃないか。お願いだよ、やらせておくれ・・・・・なんだか、すごく身近で起きているようなお話だと思ったら、実話をベースに作られた映画だったんですね。この映画に登場するおばあちゃんたちはもう最高です。姿勢もシャキっとしていてとても若々しい淡路恵子、笑わせてくれるのは正司照枝と絵沢萌子、ちょっと可愛い風見章子と草村礼子、クールな馬淵晴子、そしてイーデス・ハンソンという強烈なおばあちゃんたちに相対するのが、西田尚美。なんだかこの構図って先日見た「ヤァヤァシスターズの聖なる秘密」に似てるかも?彼女たちが笑わせて笑わせて、そして最後にはちょっぴり感動を届けてくれます。現場ではおばあちゃんたちは「ビューティ7」と呼ばれていたそうです(笑)。脇役陣は風吹ジュン、岸部一徳、益岡徹、市川実日子、風見しんご、土屋久美子、山田隆夫、高橋ひとみ、斉藤洋介・・・・などなど、TVの家族ドラマに出てきそうな面子が勢ぞろい。それゆえか、とても安心してみていられるのです。特に「金八先生」のおまわりさんで有名な鈴木正幸が、やはり自転車に乗ったおまわりさん役で登場しているのには笑えた〜。私のお袋も、こんな元気なぷりてぃ・ウーマンになってくれることを望んでおります・・・(マジかよ??)
BULLY  監督:ラリー・クラーク  出演:ブラッド・レンフロ、ビジョウ・フィリップス
BULLY  2001年 アメリカ映画
フロリダに住むボビーとマーティは幼馴染。しかし、ボビーのサディスティックな性格にマーティは悩まされていた。二人はバイト先で二人の女の子をナンパする。一人は子持ちのティーンアリと、彼女の友人のリサ。マーティはリサと意気投合し二人は付き合うようになる。しかし、ボビーのサディスティックな行動は日増しに激しくなっていく。マーティを殴り倒し、リサと関係を持ったり、自分が撮影したゲイのビデオを見せながアリをレイプしたり。そしてリサはマーティを口説き、ボビーを殺害しようと企てる。二人はアリ、アリの今の恋人でドラッグ漬けのドニー、彼女の友人のヘザー、そして彼女のいとこのデレクを仲間に引き入れ、しかもプロの殺し屋のカーフマンまでも雇い入れ、準備を重ねていく。そしてついに犯行が・・・。
私評:「もう奴を殺るしかない。」「私もそう思うわ」・・・・これはアメリカで実際に起きた事件です。いわゆるいじめっ子が復讐され殺されたのです。正直言って彼らの行動はまったく理解ができません。なぜ「殺す」事しかできなかったのか??殺す前にするべきことがあったのでは??実際にはあったのかもしれませんが、映画ではその事はまったく描かれてなくて、いきなり「殺そう!」って事になっているんです。このモラルの空白は何が生んだのでしょうか?彼らが盛んに耽っていたマリファナ、LSDなどの麻薬のせいかもしれない。そしてあまりに子供たちに対して無関心な親たちのせいかもしれない。しかし、こんなどうしようもない事件が、実際に起こってしまった。しかも、彼らは「見つかってしまう事」にばかり気をとられ「彼を殺したこと」に対する罪悪感はまったく持っていなかったという・・・。主演のマーティを演じるのはすっかり太ってしまったブレッド・レンフロ。彼の鬼気迫る演技は注目です!そしてボビーを演じるのは「T3」でジョン・コナーを演じるニック・スタール、ヤク中のドニーは「ヘドウィグ・・」や「完全犯罪クラブ」でも印象的な演技を見せたマイケル・ピット。監督は「キッズ」のラリー・クラーク。また、青少年たちの心の闇を探る問題作が生まれました・・・
ムーン・チャイルド  監督:瀬々敬久  出演:Gackt, Hyde, ワン・リーホン、山本太郎
MOON CHILD  2002年 日本映画
1999年の大晦日。繁華街を逃げる二つの影があった。一人は中年男のルカ。もう一人は青年のケイだった。ルカはバンパイアとして長く生き自ら死の道を選び、太陽の光の下へ・・・。2004年、日本は崩壊した。多くの人々は移民として海外へと移住した。2014年アジアのどこかの国にある町マレッパ。そこにはストリートギャングになった子供たちが溢れていた。翔もその一人。ある日、彼と仲間たちは大人のギャングの金をまんまと奪うが居所を突き止められ、逆襲されてしまう。彼らの危機を救ったのはケイだった。やはりバンパイアの彼はギャングを捕まえ、翔の目の前で血を吸って見せた。そしてまた数年後、翔は青年となるがいまだにギャング活動をしていた。しかし、彼の傍らにはケイの姿があった。しかし、ケイの中に歳をとらない自分をいつか翔が追い越し、そして彼の死を見届ける事になることを悩んでいた。そしてケイは彼の元を去ることを決心する。どこか遠い国の隔離施設に入れられたケイは死を望んでいた。一方、翔は一時期は幅を利かせていたものの他のギャング団の弾圧にあっていた・・・・。
私評:夕暮れに君と見たオレンジの太陽、泣きそうな顔をして、永遠のさよなら♪・・・・ビジュアル系アーティストとしてバラエティからCMまで出まくりのGacktとL'Arc-en-CielのボーカルHydeが手を組み作った映画です。まあ、ナルシストの二人が「俺ってカッコ良いだろ〜!」っていう演出で作った映画といっても良いかも。でも、映画のテーマはかなりダークです。バンパイアの話、ストリート・ギャング同士のアクション、そして友情の3つがテーマになっています。でも、この映画のラストは(すごく分かりやすいオチがあるのです)なかなか好きです。このかっこいい二人+香港の二枚目ワン・リーホンまで加わって、若い女性がイケメン目当てで見るには最高の映画かも??しかし、この映画のすごいところは脇役です。寺島進、石橋稜、豊川悦司、山田太郎、そして鈴木杏、そして「金魚のしずく」のゼニー・クォクというなんとも贅沢な顔ぶれです。主演の二人のカッコよさは私も認めるところなのでこういうビジュアル重視の作品も面白いかもしれませんね。しかし、Hydeはセリフが下手すぎ(笑)。 
ナショナル・セキュリティ  監督:デニス・デューガン  出演:マーティン・ローレンス、スティーブ・ザーン
National Seurity  2003年 アメリカ映画
ロスの警官のハンクはパトロール中に強盗事件に遭遇し、現場でパートナーを殺害されてしまう。しかも、犯人を取り逃がし彼は一人で犯人をうことを決意する。単独でパトロールをしていたハンクは町でアールという男に職務質問していたところ、アールが苦手な蜂に襲われ警棒で追い払っているところをビデオに撮られ、黒人に対する暴行事件と勘違いされ投獄されてしまう。半年の刑期を終えたハンクは「ナショナルセキュリティー」という警備会社に就職した。そこで彼は偶然アールと出くわす。アールは警官になりたくてポリス・アカデミーに入ったもののあまりに過激な性格ゆえ落第になった過去を持っていた。アールが働く倉庫にハンクのパートナーを殺した強盗団が侵入し、二人は壮絶な銃撃戦を繰り広げるが、またしても取り逃がしてしまう。二人は手を組み強盗団を追うが・・・・。
私評:警備員の必需品は、警棒と辛子スプレー、そして一番大切なのは警察に電話するための小銭です・・・・マーティン・ローレンスは相変わらず、黒人差別を盾にブラックなギャグを連発。そして彼にきりきり舞いさせられるのは、マイケル・J・フォックス似のスティーブ・ザーン。このなんとも変なコンビがすごいアクションを見せてくれます。会話はめちゃめちゃコメディなのですが、コメディ部分よりアクション映画として私は評価したいと思います。特にペットボトルの倉庫での銃撃戦はすごい迫力!もちろん、コメディ映画として笑いもたくさんつまりこの映画はその両方を味わうことができるお徳版なのです。まあ、あまり期待しすぎると肩透かしに会いそうですが、お気楽にサクッと見れる映画ですね。上映時間が90分を切るというのも私的にはポイントが高いです。共演はビル・デューク、コルム・フィオーレ、そしてジュリア・ロバーツのお兄さんのエリック・ロバーツというしっかりした俳優たち。楽しめました! 


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