バタリアン (The Return of the Living Dead)
1984年 アメリカ映画
監督:ダン・オバノン
主演:クルー・ギャラガー、ジェームズ・カレン、ドン・カルファ
医療倉庫の中に眠っていた軍の最新兵器と書かれたケースを間違って
開封したフレディとフランク。中から噴出したガスが倉庫中に充満した。
すると、実験用の死体が・・・。 スゴイ映画だった。 ゾンビ映画の常識を
破った!バタリアンは脳みそを食うところがまた、魅力? とにかくこの映画
の特撮にはビックリとショックの連続だった。続々と墓から蘇るバタリアンたちと
無力で逃げ回るだけの人間。 ラストの核爆弾も・・・。
そんな戦争への皮肉まで盛り込んで、粋な映画です。
私は好きだな〜。
死霊のはらわた (Evil Dead)
1985年 アメリカ映画
監督 : サム・ライミ
主演 : ブルース・キャンベル、エレン・サントワイズ、サラ・ヨーク
休日を山で過ごそうとやって来た5人の若い男女。地下室で見つけた本の
呪文で森に眠っていた死霊を蘇らせてしまう・・・。 低予算の映画ながらの
楽しみがある映画でした。 とにかく全編血だらけのスプラッター映画。
見方を変えると、けっこう笑っちゃうんですけどね。このパンフレットの最初の
ページに「このパンフレットには超残虐シーンを随所に掲載してあるので心臓の
悪い方はご注意ください・・」見たいな事が書いてあるのも、笑える・・。
この映画の続編は2つあるけど、どちらもコメディ/ホラーです。
ファンタズム(Phantasm)
1979年 アメリカ映画
監督 : ドン・コスカレリー
主演 : マイケル・ボールドウィン、アンガス・スリムク
棺を盗む大男を目撃したマイクは、謎を追って霊園に潜入。迷路のような
建物の中では謎の小人、飛び交う銀球が・・・。 そこに隠されていたもの
とは・・。 驚異の立体音響システムヴィジュラマ上映がちょっと話題になった。
怖さよりもスピード感と時折挿入される幻想的な映像が印象的だった。
建物の中で飛び交う銀のたまは迫力だった。いきなり飛んできて頭にグサリ。
そのあとは、ちょっと言えない・・・。 この映画もシリーズ化されましたね。
マニトウ (The Manitou) ☆☆
1978年 アメリカ映画
監督 : ウィリアム・ガードラーア
主演 : トニー・カーティス、スーザン・ストラスバーグ
NYに住む普通のOLの首にできた腫瘍。 やがてそれは背中に移行し
どんどん巨大化する。 実はその中には400年前のインディアンの祈祷師
の霊魂、 しかも、最強にして最も邪悪なマニトウだった・・。気持ちわり〜。
インディアンの祈祷師と蘇ったマニトウの戦いは、迫力だったな〜。
ラストの愛の力での戦いも見応えあり。 この映画の監督はこの映画を
撮影した直後ヘリコプターの事故で死亡。 たたりか?という噂もこの映画の
プロモーションに使われていたな〜。 トニー・カーチスが出てたんですね〜。
魔鬼雨 (The Devil's Rain)
1976年 アメリカ映画
監督 : ロバート・フュースト
主演 : アーネスト・ボーグナイン、エディ・アルバート、ウィリアム・シャトナー
邪教の集団が悪魔の雨を降らせる。 それを阻止せんと一人の男が奔走。
そしてラスト20分、邪教の行われている教会の天井を突き破り鉛色の雨が
降り注ぐ。 雨は人々を溶かしてしまう・・。 当時はけっこうスゴイインパクト
だった。アーネスト・ボーグナインのギョロッとした目がまた怖いんだ〜。
ラストは圧巻。ドロドロと溶け出す体、吹き飛ぶ眼球・・・・。
悪魔映画としてはとても面白い脚本なんだけど、ドロドロにばかり宣伝が
行ってしまい、あまりヒットしなかった。
ビデオも出てないんですね〜。 ちなみに特殊メイクは猿の惑星のスタッフが
施しているんですね。
サンゲリア (Sanguelia)
1980年 イタリア・アメリカ合作映画
監督 : ルチオ・フルチ
主演 : イアン・マカロック、リチャード・ジョンソン、オルガ・カルタトス
謎の孤島マツール島で開業医をする父から娘に届いた謎の手紙。
さっそく島を訪ねた彼女と3人の男女。しかしそこでは奇病が蔓延し
死者が次々と墓から蘇っては人々を襲っていたのだ・・。 イタリアホラー
映画界の重鎮ルチオ・フルチの傑作。 この映画の公開時に「もし、
この映画の恐怖でショック死したらお墓を差し上げます」という宣伝を
してました。 この映画はあの眼球串刺しのシーンがめっちゃすごかった。
また、マイケル・ジャクソンのスリラーのゾンビが次々と墓から出てくる
シーンはこの映画のパクリです。 アメリカ公開時のタイトルは
「ZONBI 2」でした。