実家の押入れから、小学6年の時の文集が出てきた。
この頃からちょっと変態が入っていた私・・・・・。
でも、今読むとけっこう笑える


エスパーたち
6年3組  ひで

先週、ぼくは超能力の本を読みました。
世界には特別な力を持った人たちがいるらしい。ぼくも超能力が欲しいと思った。
でも、もしかしたらぼくたちの周りには、そんな人たちがたくさんいるのかもしれない。
そう考えていたら、なんだかとても人の目が気になり始めた。
昨日、ぼくがバスに乗っている時、向かいの席に座っていたおねえさんが気になった。
おねえさんはぼくの顔をじっと見ながらうなずいていた。
もしかしたら、このおねえさんはぼくの心が読めるのかもしれない。
そう思ったら、ぼくはあせってしまった。
変なことを考えたり、エッチなことを考えたら、おねえさんにわかってしまう。
でも、そう思えば思うほど、ぼくは変なことを考えてしまった。
顔を上げたらおねえさんと目が合った。やばい。
次の停留所でおねえさんは降りた。でも、ぼくにはわかっている。
あのひとはエスパーなんだ。

きのう、Y君とその話しをした。するとY君は「おならが見える」力を持っていると言った。
どんなにすかしておならをしても、Y君には見えてしまうのだ。
Y君はクラスの女子が、授業中にすかしておならをしているのを見ている。
しかも、おならの色で健康かどうかもわかるのだ。
さっそく、ぼくもおならをしてみた。Y君はぼくのおならを見て
お前は健康だと言ってくれた。
Y君はすごいと思った。
Y君もエスパーだ。

ぼくもエスパーになりたい。でも、おならは見えなくてもいい。


私評 : この頃の私の頭の中はどうなっていたのか??
      あせってしまったとき、エッチなことを考えてしまったというのが私らしい。
      しかし、当時のエッチなことってどんなことなんだろう?
      「でも、ぼくにはわかっている」の根拠は一体なんだったんだろう??       
      Y君は実際にいた私の友達。彼は本当にオナラが見えたのだろうか?
      久々に彼に会ってみたい・・・・


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